首のリンパの腫れ!考えられる7つの病気と原因!セルフ対策は?

首のリンパの腫れ!考えられる7つの病気と原因!セルフ対策は?

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何だか首に違和感がある…

そんな経験はありませんか?

腫れている?

むくんでいるだけ?


押さえてみると痛みがあるような…

そのような場合は、もしかしたら、
首のリンパが腫れているのかも知れません。


こんな時、どんな病気が考えられ、
首のリンパが腫れた時には
どう対処するべきなのでしょうか。

首のリンパが腫れた際に、

・どのような対処を行えば良いのか
・どのような病気の可能性があるのか


などを詳しく紹介していきます。

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リンパの役割とは?

そもそも、リンパが腫れるというのは、
どのような状況なのでしょうか。

実は、「リンパが腫れた」というのは
正しくは「リンパ節」が腫れていることを指します。


良く耳にする「リンパ管」は、
血管のように体中に張り巡らされています。

そして、その中を流れているのが
「リンパ液」です。

また、このリンパ管が合流し、
交わっているポイントを「リンパ節」といいます。


上記の
リンパ管・リンパ液・リンパ節
を総称して「リンパ」と呼んでいます。

リンパは、
役割を終えて不要になった体液を、
老廃物として回収・運搬します。

また、体内に侵入した病原菌などを、
強力な免疫の力で攻撃して、
健康を守るなどの役割もあります。


リンパの流れ

こうしたリンパの機能や役割のお陰で、
私たちの健康は維持されているのです。

そんな大切なリンパが、むくんだり、
腫れぼったくなってしまうというのは、
一体どのような状態なのでしょうか。

リンパは、血管とは違い、
筋肉の動きなどの圧力で流れます。

血液が心臓という大きなポンプで
押し出され流れるのに対して、
リンパは、周りの筋肉の動きで押し出され流れるのです。

また、血液が約40秒で
体を一周して戻ってくるのに対して、
リンパ液は約1分間で24~25㎝ほどしか流れません。

このことからも分かるように、リンパは
筋肉を動かさないと流れることが出来ず、
また、そのスピードも緩やかなのです。

そのため、運動不足や
同じ姿勢が長時間続くとリンパの流れも
滞り老廃物が溜まってしまいがちです。

そのような時に、リンパが腫れぼったく、
むくんだ状態になることがあります。

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なぜリンパが腫れるのか

冒頭にも言いましたが、
よく「リンパが腫れた」というのは、
正しくは「リンパ節が腫れた」を指します。

ふつうリンパ節は、
一般的な健康な成人であれば、
触ることが難しいものです。

仮に触れることができたとしても、
柔らかく小さいものなので、
なかなかそれと認識できません。


しかし、首周りや足の付け根部分は
体表面に近いところにあるため、
何らかの異常でリンパ節が腫れると、
外から触れた際に分かりやすくなります。

この何らかの異常とは、例えば体の免疫力が
弱まったり、逆に外部から侵入した
病原菌の力が強すぎたりする時です。


そういうとき体の中では、病原体の数に
対して免疫の戦闘スピードが
追いつかなくなる状況が発生しています。

すると、倒せなかった病原体が、
生きたままリンパの流れに乗って、
身体全体に回ってしまうのです。

この免疫力との闘いを免れた病原菌が
リンパ節に集結し炎症を起こすことで
腫れたり、痛みや熱などを感じるようになるのです。


リンパ節はリンパの交差点になるので、
この部分は渋滞を起こしやすく、
流れが滞ってしまいやすいポイントです。

しかし逆に言えば、万が一、
病原菌などが体内に入ってきた時には、
ここに留めて体中に拡散させないように
する役割も担っているのです。


首のリンパが腫れた理由

首のリンパが腫れている時、
それは首周辺に近いところから
病原菌が入ってきた可能性があります。

目・鼻・口、耳など
病原体が入ってくる侵入経路は
首周辺に多くあります。

それらの入り口に最も近場のリンパ節で
病原菌を留め、体内に巡ってしまわないように
奮闘しているわけです。

例えば、首の近くの皮膚に
ケガや湿疹などが出来ると、
そこが侵入口になることがあります。

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考えられる7つの病気

首のリンパが腫れた時、
真っ先に思い浮かべる原因といえば、、、

風邪です。


風邪を患った時などに
首のリンパが腫れるというのはよくご存知だと思います。

リンパが腫れてしまう理由は
大きく言って下記の2つです。

・リンパに病原菌やウィルスが侵入

・悪性リンパ腫



多くの場合は、体の中に
病原菌やウィルスが入り込んできて、
それらと戦うために免疫機能が働き、
炎症を起こしてしまった際の腫れです。

その時に考えられる主な病気とは?

身近な症状から、注意が必要な
6つのケースを紹介します。


1.風邪、ウィルス感染

風邪ウィルスに感染することで起こります。

風邪の症状は、
熱やくしゃみ、咳鼻水など色々あります。

咽頭や扁桃腺が腫れるような場合は、
後頭部下の首、耳下腺などのリンパが
腫れることがあります。

これを、
急性化膿性リンパ節炎といいます。


≪セルフ対策は≫
・安静にし、しっかり睡眠をとります。
・消化吸収しやすい食事で、しっかりと栄養を摂りましょう。
・水分をこまめにとりましょう。


注意するのは解熱剤です。
すぐに解熱剤を服用するのはお勧めできません。

体内で闘っているリンパの動きを
制約してしまうため、
却って症状が長引くことがあるためです。



2.流行性耳下腺炎

流行性耳下腺炎と聞くと
ピンとこない人が多いかも知れませんが、
分かりやすくいえば「おたふく風邪」です。

「ムンプスウィルス」というウィルスに
感染することで発症します。

感染から発症まで2~3週間あり、
くしゃみなどの飛沫感染や接触感染によって拡がります。

特に10歳までの子どもが罹ることが多く、
高熱と左右どちらかの耳下腺が腫れますが、
両方の耳下腺が腫れる場合もあります。

だいたい一週間程度で治り、
長引く場合でも10日程度で治ります。

≪セルフ対策は?≫
ムンプスウィルスは、
現在までのところ有効な薬などはない為、
症状がでてから行う対処療法のみです。

・高熱や痛みが出る時は、座薬や内服薬の処方をうけましょう。
・水分をこまめにとって、安静にしましょう。
・耳下腺の腫れには、腫れた部分を冷やすと良いでしょう。




3.中耳炎などの耳の炎症

首周りのリンパが腫れる時、
外耳炎や中耳炎など、
耳の炎症が原因となっていることもあります。

外耳炎は耳を傷つけてしまい、
そこから雑菌が入って
外耳炎になるケースが多いそうです。

耳が痛痒くなったり、
汁がでたりする症状がでます。

そして、リンパが腫れている場合は、
耳の傷から雑菌が
体内に入ってしまったということです。

また、中耳炎は、
耳の奥側から細菌に感染して起こります。

音がこもって聞き取りにくい状態になったり、
頭痛や耳鳴り、発熱や痛みなどの症状も出てきます。

≪セルフ対策は?≫
リンパが腫れるほどの耳の炎症になると、
セルフでできる事といえば、
これ以上悪化しないようにする為の
予防策が中心になります。

治す為には病院での診察&治療が必要です。

・プールは避け、お風呂の際にも
耳に水が入らないようにしましょう。
・鼻を強く噛みすぎないように気を付けましょう。




4.虫歯や口内炎

ストレスや睡眠不足で免疫が弱まると、
唾液の分泌が減って
口内の細菌が増殖してしまいます。

そのような際に、
唾液腺を通じて細菌が体内に侵入すると、
耳下腺炎や唾液腺炎になることがあります。

これらの炎症も、
首のリンパを腫らす原因となります。

また虫歯や口内炎も、
悪化すると歯茎を腫らし、
リンパにまで腫れが及ぶことがあります。

≪セルフ対策は?≫
・十分な睡眠をとり、
ストレス解消して免疫力を上げましょう。
・歯磨きやうがいなどで口腔衛生に努めます。
・口の中を噛まないように注意しましょう。
・ビタミンを摂取します。
皮膚や粘膜を強くしてくれます。
・虫歯などの歯科疾患は、早く治療しましょう。




5.ネコひっかき病

猫につくネコノミの糞中にある
「バルトネラ・ヘンセラ菌」という細菌
に感染してリンパが腫れることがあります。

ネコひっかき病の症状は、
ひっかかれたり噛まれたりした傷が腫れ、
皮膚に水泡などが現れます。

その1~2週間後になって、
左右どちらかのリンパが腫れて、
発熱や痛みを伴います。

首のリンパのほか、
脇の下も腫れることがあります。

ネコそのものには問題なく、
原因はネコノミというノミであるため、
犬やその他の動物からの感染もありえます。

≪セルフ対策≫
病院での診断、診察により、
医師の指示に従います。

大人の場合は1~3ヵ月で
自然に治る可能性も高い為、
対処療法になることも多いでしょう。

ただし、子どもの場合や症状が重い場合は
集中治療室でのケアが必要なこともあります。

ですから、自己診断は絶対にせず、
必ず病院にいき診察を受けましょう。

・鎮痛剤や解熱薬をつかって、
痛みや熱を抑えます。
・抗生物質を使うこともありますが、
子どもは慎重な判断が必要になります。
・症状が長引くような場合には、
内服の抗菌薬を用います。




6.結核性リンパ節炎

結核菌が、リンパ節に取りついて
炎症を起こす病気です。

腫れるのは、顎の下やその周辺、
うなじの下のあたりで、
2~3センチ程度腫れます。

肺や胸のあたりにも炎症が起こり、
進行すると呼吸困難になることもあります。

高熱が続き、倦怠感が強く、
20~50歳代の成人女性に多いのが特徴です。

≪セルフ対策≫
昔は不治の病として恐れられていましたが、
現在では、新しい抗結核治療薬が開発され、
不治の病ではなくなりました。

しかし、空気感染で伝染するために、
病気の診断を受けて確認されたら、
すぐに隔離が必要です。

セルフケアできるものではなく、
早期発見、早期治療が重要です。

少しでも心当たりがある場合は、
早急に病院に行きましょう。


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悪性リンパ腫の場合

ここまで考えられる6つの病気を紹介しましたが、
最後の7つめは「悪性リンパ腫」です。

首のリンパが腫れた時、
考えられる最も恐ろしい病気が
「悪性リンパ腫」です。

悪性リンパ腫は「血液のがん」とも
呼ばれるがんです。

リンパ液の殆どが「リンパ球」といわれる
組織で占められており、
本来、体を守る役割を持ったリンパ球が
腫瘍となったがんを言います。

しこりは首だけでなく、
脇の下や太ももの付け根部分などの
体表面に近いところにも確認されることがあります。

また、時には喉にもしこりができて、
風邪のような症状が出る人もいます。

がんは自覚症状が少ないため、
発見が遅れがちです。

その中でも悪性リンパ腫は、
他のがんと比べても、
その症状に特徴的なものが少ないため、
発見が遅れやすいがんのひとつです。

しかし、現代医学の進歩によって、
治療成績が上がっているがんでもあります。

≪悪性リンパ腫の症状≫
・体重の減少
・発熱(38度以上の高熱)
・多量の寝汗
(寝間着やシーツ交換が必要なほど)
・全身の倦怠感
・かゆみや、発疹がでる



≪悪性リンパ腫の発見方法≫
悪性リンパ腫のしこりは、
痛みが無いのが特徴です。

しかし、放置しておくと、急に痛みや
発熱を伴って大きく腫れることもあります。

上記の症状と合わせて、
心当たりのある場合は、すぐに病院へ行きましょう。


病院では、しこりの一部を採取して
それを調べる生検を行ないます。

万が一、これで悪性リンパ腫が
見つかった場合は、レントゲンやエコー、
MRIなどの画像診断に加え、
骨髄の検査などを行ないます。

その後、病気の広がりを調べる検査をして、
治療方針を決定していきます。


まとめ

首のリンパに関する原因、病気を紹介しましたが
いかがでしたでしょうか。

当サイトでは、リンパ以外にも喉に関する
記事を多数紹介しています。
あわせて参考にしてみてください。
 >喉の痛みを治す!7の秘策で喉の炎症とウイルスを即効撃退!
 >喉の痛み、咳止めに「はちみつ大根」かんたん即効レシピ♪
 >喉の痛みに効く市販薬!一晩で効く私の最強市販薬を大公開!
 >声が出ない時の治し方!私が最速で声を復活させた5つの秘策!


首のリンパが腫れることは、
多くの方が経験済みだと思います。

大抵は風邪などの際に腫れが出て、
風邪が治るのと同時位に
リンパの腫れも治まったのではないでしょうか。

勿論、このような場合は、
特に心配いりませんが、
安易な自己診断はとても危険です。

なぜ、首のリンパが腫れているのか…
その原因をハッキリ特定出来るのは、
病院での診察や検査です。

必ず、医師の診察を受けましょう。


病院で診断後、大したことがなければ、
紹介したセルフケアを参考に、
少しでも症状が緩和すれば何よりです。

ただし、それでも腫れが長引いたり、
痛みや腫れの具合が強い場合は、
至急、医師の診察を受けましょう。

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