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愛と自由とオシャレの国!?フランス人の名前のつけ方と特徴とは?

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名前には、個人の印象も強く出るものですが、お国柄というものも現われやすいと言えます。

日本では近年、感じのイメージもさることながら、日本語独特のキレイな響きを重視しているものも多くなってきました。

それでは、他の国ではどうでしょうか?
今回は、フランスの名前のつけ方や特徴を見ていくことにしましょう。

フランス人の名前のつけ方

フランス人の名前のつけ方としては、他の欧米諸国同様、聖書にゆかりのある聖人やものを由来にしたものが多く見受けられます。

その他にもギリシャ神話や、日本と同じく、その言葉の意味を尊重して付けられることもあります。

昔ほどカトリック信仰が熱心ではなくなったというものの、未だに聖人が由来となる名前が多く使われるのには、先人達へのリスペクトもあるのでしょう。

フランスでは驚いたことに、妊娠すると、その時人気の名前が掲載されている雑誌が届くのだそう。

それを見ながら、生まれてくる我が子の名前を感がえる人もいるようですよ。

フランス人の名前の特徴

聖書にゆかりのあるものや聖人、ギリシャ神話に登場する神々の名前に由来するということで、実は、名前の種類はそれほど多くないというのが特徴になります。

そのため、フランス人の知り合いに、同じ名前の人間が複数いるというのは決して珍しいことではないらしく、しかも、名前で呼び合う習慣なので苦労するのだとか。

また、フランスのカレンダーには、日付の他に聖人の名前が記載されています。

その日は、その聖人の祭日とされていて、生まれた日に書かれている聖人の名前をそのまま名付けるということも、過去にはあったそうです。

カレンダーに書かれている聖人の名前は、一人や二人ではないので選択肢は多くあるようですが、名前がかぶってしまうことは、容易に想像がつきますよね。

フランス人に人気の名前

ここからは、フランス人に人気のある名前を見ていくことにしましょう。

フランス人の男性に人気な名前

Nathan(ナタン)

ナタンとは、英語圏では「Nathan(ネイサン)」と呼ばれる名前で、「贈り物」を意味しています。

聖書に出てくる聖人、ダビデの息子がナタンで、ソロモン時代の預言者と言われています。

Lucas(ルカ)

ルカもまた、聖書に登場する人物です。

英語圏だと、「Luke(ルーク)」や「Lukas(ルーカス)」とも呼ばれています。

Leo(レオ)

ライオンに由来する名前で、東ローマ皇帝や、歴代のローマ皇帝が名乗っていた由緒正しい名前。

ギリシャ語では、「Leon(レオン)」とも呼ばれ、多くの男性から親しまれています。

Gabriel(ガブリエル)

ガブリエルは、旧約聖書に登場する天使の名前。

ミカエル、ラファエルとともに、キリスト教の三大天使と言われ、「神の言葉を伝える天使」として、親しまれています。

Timeo(ティメオ)

「神を称える」という意味を持つ、ギリシャ語から由来した名前。

高級ホテルの名称にもなっており、格式の高い名前と言っても良いかもしれません。

Enzo(エンゾ)

エンツォとも呼ばれる名前で、元はイタリア語の「ロレンゾ」が短縮した言葉とされ、「家の主人」という意味があります。

Louis(ルイ)

フランス語圏の名前と言えばこの名前ではないでしょうか。

フランス王室が、代々この名前を使っていたのは、あまりにも有名ですよね。

Raphael(ラファエル)

先に出てきたガブリエルと同じく、聖書に登場する天使の名前です。

ラファエルという名前には、「神は癒やした」や「神は癒やす」と言った意味があり、人に安らぎを与える意味合いが強い名前とされています。

Arthur(アーチュール)

アーチュウ、アルチュールとも呼ばれる名前で、「熊」という意味があります。

英語圏ではアーサーとも言われ、どちらかというとこちらの方が馴染み深いでしょうか。

イギリスの伝承上の人物、アーサー王から由来されたとも言われています。

Hugo(ユーゴ)

ゲルマン語の「hug」が語源で、知性や心、思いを意味する名前で、ウーゴやウゴとも呼ばれます。

フランス人の女性に人気な名前

Emma(エマ)

エマは、ゲルマン語で「普遍的な」という意味を持つ名前で、近年人気の高い名前。
日本でも馴染みが深い名前ですよね。

Lola(ロラ)

ラテン語で「痛み」を意味する名前で、ローラとも呼ばれています。

21世紀に入ってから、グングン人気が上がってきた名前のようです。

Chloe(クロエ)

ギリシャ語で「若い芽」や「咲き誇る」という意味のクロエ。

フランスの中でも、特に、パリで人気の名前で、高級ブランドの名前でも有名ですよね。

Ines(イネス)

ギリシャ語で「清らかな」や「純粋な」、アラビア語では「幸福な」や「好感の持てる」といった意味を持つ、最近人気の高い名前。

Lea(レア)

レアは、ヘブライ語に由来した名前。

旧約聖書の創世記に登場する人物の名前でもあり、スペル違いだと、ギリシャ神話に登場する女神の名前でもあります。

Manon(マノン)

ヘブライ語で「育てるもの」という意味の名前。

オペラやバレエで使用されることが多く、芸術性に優れた名前とも言えそうです。

Jade(ジャッド)

宝石の翡翠に由来する名前で、男性名としても使うことのできる名前。

聖書の登場人物や神話に出てくる神の名前ではない、少し珍しい視点の名前ですよね。

Louise(ルイーズ)

男性名「Louis(ルイ)」の女性形で、英語圏でも使われている名前。

王女や王妃などが名乗っていた、由緒ある伝統的な名前と言えます。

Lena(レナ)

語源は、ギリシャの美女「Helene(ヘレネー)」だと言われ、ラテン語で呼ばれたものが短くなって、レナとなったのが流れのよう。

なお、ヘレネーはスパルタ王とトロイの王子の争い、トロイア戦争が勃発してしまったきっかけの女性です。

Lina(リナ)

リナという名前には、世界各地でさまざまな意味を持っています。
ラテン語では「魅惑的」という意味を持ち、ギリシャ語では「使者」。

中国語では、「貴重な美」という意味を持つ、美しさを表現する意味合いの大きい名前となっています。

参考資料URL:https://www.spintheearth.net/french_name/

フランス人の変わった名前

変わった名前と言えば、日本ではキラキラネームがありますよね。

最近では落ち着いてきましたが、フランスでもキラキラネームはあるのでしょうか?

3年前、キラキラネームを巡るとあるニュースが話題を呼びました。

フランスで人気のあるチョコレートスプレッドの名前、「Nutella(ヌテラ)」を子供に名付けようとしたところ、フランスの裁判所から待ったがかかりました。

その理由は、からかいの対象になりかねないということ。

結局、「Ella(エラ)」となったようですが、日本語だとエラもなかなか珍しい響きの名前ですよね。

他国のことではありますが、個性的すぎる名前で悩まされる子供が一人救われた結果になったことは、本当に良かったと思ってしまいます・・。

フランス人は欲張り?聖人の名前をふたつ並べた名前がある

聖人の名前や神話に登場する名前が多いだけなら他の欧米諸国と同じなのですが、フランスはちょっと、他の欧米諸国とは違う点が。

それが、名前に聖人の名前を二人分入れると言うこと。

二人分入れる?となると思いますが、例えば、「マリー・テレーズ」。
マリーは聖母マリア、テレーズは聖テレジアが由来となっている名前です。

「ジャン・ポール」のジャンはヨハネスという名前が派生したもので、ヨハネスは聖書に登場する洗礼者ヨハネのこと。

ポールもまた、聖書に登場するパウロが由来となっています。

このように、聖人の名前を二人分入れて、ひとつの名前としているのは、同じ名前が多くいるフランスらしい名前の作りということでしょうか。

いろいろと、日本とは名前の作り方が異なるのが分かりますね。

【コラム】フランス人には誕生日が年に2回ある!?

最後に、ちょっと面白い話を。

フランス人の名前には、聖書や神話に出てくる登場人物を入れるのが一般的ということが分かったわけですが、その感謝の気持ちにも並々ならぬものがあります。

自分の誕生日はもとより、名前に使った聖人の祭日も祝うというのです。

これ、結構フランスでは重要らしく、友達付き合いにおいても大切にしなければいけない点なのだとか。

もちろん、聖人の祭日に仰々しいお祝いは必要ないようですが、「おめでとう」の言葉は必要だそうです。

日本では、カレンダーに書かれているものと言えば大安とか友引などで、確かに場合によっては意識もしますが、フランス人の場合はもっと神経を使うことなのかもしれませんね。







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