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バリエーション多し!?知られざるロシア人の名前のつけ方と特徴とは?

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日本では、名前をつける際、漢字の画数や意味、響きなどが重視されますが、諸外国ではどのような感じで名前を付けているのでしょうか?

今回は、ロシア人の名前のつけ方とその特徴を見ていきたいと思います。

ロシア人の名前のつけ方

ロシア人の名前のつけ方には、大きく分けて6つに分類されると言います。
・スラブ語由来の名前
・スカンジナビアが起源の名前
・近代のギリシャ・ラテン・ユダヤ系の名前
・ソ連時代の名残の名前
・外国風の名前
・その他
スラブ語とは、ヨーロッパの中東部からシベリアにかけて話されている言語。

元になった言語から発達したのは、7世紀~8世紀と言われる大変歴史ある言語です。

ギリシャやラテン、ユダヤ系の名前については、当時のロシアがキリスト教を受け入れた後で定着したとされ、聖人の名前を付けることは珍しいことではないようです。

名前のつけ方がこれだけ分けられていることもあり、日本と同じく、たくさんの名付けのバリエーションがあると言っても良さそうです。

ロシア人の名前の特徴

ロシア人の名前の特徴は、欧米諸国と同じく歴史上の人物が由来になったものや、聖書に関わりのあるものから付けることが多いのが特徴です。

背景には、ロシアはロシア正教会の信者が多いからとされています。

しかし、前の項でも触れましたが、名前のつけ方の分類が多いので、他の欧米諸国とは違い、伝統的な名前を継承して使うということでもなさそう。

とは言え、日本のようなキラキラネームというよりも、意味をしっかりと持った、神秘的な名前を新しく作り出すと言ったところでしょう。

さて、ロシア人の名前の特徴というと、名前の末尾に「エフ」や「スキー」、「オフ」などがつくことではないでしょうか。

この、エフやスキーがつくのは、下の名前ではなく姓、名字となっています。

しかも、少し複雑になっていて、男性の呼び名と女性の呼び名が異なるという点が最大の特長になります。

例えば、有名な作曲家であるチャイコフスキーは男性ですが、彼の奥さんはチャイコフスカヤと、末尾がスキーではなくスカヤとなります。

これは、名字に限ったことではなく、名前に関しても男性と女性とでは呼び方が異なり、男性のアレクサンドルという名前は、女性ではアレクサンドラに。

男性のヴァレンチンという名前は、女性ではヴァレンチーナになるなど、末尾が異なって居るのが特徴になります。

ウクライナやポーランド系の名前の場合だと、日本と同じく男女共通の名前もあるようですが、ほとんどは男女別の呼び名となっているようです。

ロシア人に人気の名前10選

ここからは、ロシア人人気の名前を見ていくことにしましょう。

ロシア人に人気のある男性の名前

Artyom(アルチョム)

アルチョムは、ロシア人男性の中で最も多い名前で、古代ギリシャ人アルテミシオスが由来となっています。

「健やかな」という意味を持つ名前です。

Alexandru(アレクサンドル)

ロシア人男性の名前で2番目に多いこの名前は、アレクサンドロス大王に由来する名前。

歴代のロシア皇帝にも多い名前で、力強くたくましく生き抜いて欲しいという、願いが込められることが多いようです。

Maxim(マクシム)

ロシア人男性の名前の中で3番目に多い名前。

ラテン語が起源とされ、キリスト教の聖人、聖マクシムが由来とも言われ、神聖な名前とも言えそうです。

Ivan(イヴァン)

4番目に多いロシア人男性の名前で、ポピュラーな名前のようです。

聖書に登場する聖人、ヨハネに由来する名前と言われ、「イワン」と呼ばれることもあります。

Mikhail(ミハイル)

ロシア人男性の名前で5番目に多いこの名前は、旧約聖書に登場する、大天使ミカエルが由来となっている名前。

英語ではマイケル、フランス語ではミシェルと呼ばれています。

Daneel(ダニイル)

ロシア人男性に6番目に多い名前。

ダニイルという名前には聞き馴染みがなくても、ダニエルという名前には聞き覚えがある人は多いのではないでしょうか。

聖書に登場する聖人に由来する名前と言われています。

Dmitri(ドミートリー)

ロシア人男性の名前で7番目に多い名前。

ギリシャ神話に登場する豊穣の女神、デメテルを意味する名前と言われています。

Andrei(アンドレイ)

ロシア人男性の名前で8番目に多い名前で、「勇敢な」「男らしい」という意味を持っています。

新約聖書に登場する、キリストの使徒アンドレイに由来するとのこと。

Kyril(キリル)

ロシア人男性の名前で9番目に多い名前。

9世紀の東ローマ帝国に存在したキリスト教の修道士の名前で、教会スラブ語を翻訳した人物です。

Nikita(ニキータ)

ロシア人名男性の名前で10番目に多い名前。

古代ギリシャ人の名前が起源とされ、「勝者」や「敗れざるもの」という意味があります。

ロシア人に人気のある女性の名前

Sophia(ソフィア)

ロシア人女性の中で最も多い名前の、ソフィア。

古代ギリシャ語の「叡智」を意味する言葉、ソピアーが派生してできた名前とされています。

Maria(マリア)

ロシア人女性の名前で2番目に多い名前で、誰もが想像するのはキリストの母、聖母マリアではないでしょうか。

愛や慈愛を思わせる名前は、万国共通で女性に視される名前のようです。

Anastasia(アナスタシア)

アナスタシアは、ロシア人女性の名前で3番目に多い名前。

4世紀に存在したキリスト教の信者で、貧しい人のために身を捧げた心優しい女性で、カトリック教会や大教会等の伝統的な教会は、彼女を聖人として扱っています。

Dahlia(ダリア)

ダリアは、ロシアン人女性の名前で4番目に多い名前です。

アラビア語圏では、「ブドウの木」という意味があり、ヘブライ語では「ブドウの木やオリーブの木の枝」という意味があります。

ブドウもオリーブも、聖書では重要な植物であることは変わらないので、やはり聖書が由来と言っていいのではないでしょうか。

Anna(アンナ)

ロシア人女性の名前で5番目に多い名前のアンナ。

「神の恵み」や「恩寵」という意味があり、他国でも付けられている名前から、国際的に広く知られている名前と言えます。

Elizaveta(エリザヴェータ)

ロシア人の女性の名前で6番目に多い名前。

高貴な印象の強い名前ですが、やはり意味合いも、「神」や「誓い」といったものがあるようです。

Victoria(ヴィクトリア)

ロシア人女性の名前で7番目に多いヴィクトリア。

地名などにも付けられていて、「勝利者」や「征服者」といった意味があります。

Polina(ポリーナ)

ロシア人女性の名前で8番目に多い名前です。

アポリナーリヤという太陽神の名前が由来とされています。

Varvara(ヴァルヴァーラ)

ヴァルヴァーラは、ロシア人女性の名前で9番目に多い名前で、「外国人の」という意味を持っています。

Ekaterina(エカチェリーナ)

ロシア人女性の名前で10番目に多い名前。

ギリシャ語のカタロスという言葉が語源とされ、「純粋」を意味していると言われています。

参考資料URL:https://ameblo.jp/lm116416/entry-11709890213.html

ロシア人の変わった名前

日本にも個性的な名前や変わった名前がありますが、もちろん、ロシアにも存在します。

例えば、女の子の名前で「Russia(ロシヤ)」というもの。
お察しの通り、ロシア人の母国であるロシアをそのまま名前にしてしまったという例です。

国名をそのまま名付けるのは、日本ではあまり考えられないですよね。

男の子には、王子を意味する「Prince(プリンツ)」と名付けている場合もあるようですが、これは日本で言うところのキラキラネームと同じ発想でしょう。

国は異なっても、やはり珍しい名前というのはあるんですね。

【コラム】ロシア人の名前特有の順番がある!

日本では、名前は「名字+名前」ですが、ロシアでは日本とは違った配列になっているようです。

ロシア人の名前の配列は、「名字+名前+父称」となっています。
この、「父称」という言葉、皆さんはご存じでしょうか?

父称とは、文字通り父親から貰った名前のことをいい、「~の息子」や「~の娘」という意味の「~ヴィッチ」(男性の場合)や「~ヴナ」(女性の場合)があるそうです。

元々は、貴族にのみ使うことが許されていたらしいのですが、現在では一般的に使われるようになっています。

日本ではあまり馴染みがなく、その必要性に首をかしげてしまう部分もありますが、ロシア以外にも、モンゴルなどでも使われているそう。

なお、ロシアの名字で、日本でいうところの佐藤さん的な名字は、「Smirnov(スミルノフ)」と言われ、「従順な」という意味を持っています。







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