★一緒に読まれているオススメ記事★
鼻炎20年の私がやってる3つの鼻づまり解消法
鼻水を速攻で止める3つのかんたん対策!
「鼻水・鼻づまり・くしゃみ」
と聞くと、
「風邪の症状」だと大抵の方が思うでしょう。
ですが、アレルギー性鼻炎の方は、
風邪ではなく自分のこと、
つまり、花粉症やアレルギー性鼻炎の症状と思われるはずです。
では、
「鼻炎」と聞くとどうでしょう?
一言で鼻炎といっても、
花粉症を含むアレルギー性鼻炎や急性鼻炎などあります。
※花粉症とはアレルギー性鼻炎の一種です。
風邪の症状として一時的に現われる
鼻水・鼻づまりを「急性鼻炎」といいます。
いわいる「鼻かぜ」といわれるもので、
皆さん経験済みのように薬の服用などで
1~3週間程度で治ります。
しかし、アレルギー性鼻炎の場合、
根本治療がとても難しい
というのが現状です。
ですが、
花粉症などのアレルギー性鼻炎は
年々増加し、とても多くの方が苦しんでいます
もしかしたら、今までなっていなかった方も、
急に発症!という可能性も大いにあります。
ということで・・・今回は、
アレルギー性鼻炎についての様々の疑問
「アレルギー性鼻炎とは?」
「なぜ、アレルギー性鼻炎になってしまうの?」
「アレルギー性鼻炎と風邪との違いは?」
「アレルギー性鼻炎と風邪の見分け方」
などなど…
アレルギー性鼻炎に関する???を、
詳しく紹介していきます!
是非、参考にしてください♪
アレルギー性鼻炎の種類と症状
アレルギー性鼻炎の原因となるアレルギーには
沢山の様々な種類がありますが、
大きく分けると2種類に分けられます。
年間を通じ症状が現れます。
原因となるアレルゲンは身の周りに存在するものです。
【アレルゲン】
埃・ダニの死骸や糞・ペットの毛・そばがら・カビなど
【症状】
くしゃみ・鼻水・鼻づまり
皆さんご存知の花粉症です。
スギ花粉やブタクサなどのアレルゲンが
特定の時期に発生し、症状が発症します
【アレルゲン】
(春)スギ花粉・ヒノキ花粉など
(夏)カモガヤ花粉など
(秋)ブタクサ花粉・ヨモギ花粉など
【症状】
くしゃみ・鼻水・鼻づまり
目や鼻のかゆみ・涙・瞼のむくみ
同じアレルギー性鼻炎でも、
原因となるアレルゲンが違うと
症状や発生時期が違ってきます。
アレルギー性鼻炎について、
こちらの動画でも説明していますので、
是非、参考にしてみてください。
なぜアレルギー性鼻炎になるのか
前章では、アレルギー性鼻炎の種類と原因、
症状についてを説明しました。
では、一体なぜ
アレルギー性鼻炎になってしまうのでしょうか?
去年までは何もなかったのに、
今年になって急に花粉症に・・・
こんなことを聞いたことがあるかと思います。
このとき体の中で
一体なにが起こっているのかというと・・・
身体の中に細菌やアレルゲンなどの
異物が入ってくると、それに対抗する為の
「抗体」という物質が作られます。
そして、次に同じ異物が入ってきた時に、
その「抗体」が働いて身体から排除してくれます。
つまり、、、
細菌Aが身体に入る
↓
症状が起きる
↓
身体が細菌Aに対抗する為の「抗体」を作る
↓
また細菌Aが身体に入る
↓
身体にある「抗体」が細菌Aを排除する
↓
症状は起きない
といった感じになります。
アレルギー性鼻炎とは、
この機能が過剰に働いてしまうことで起こります。
この過剰反応は、
・何度も同じ物質が入ってくる
・生活習慣
といったことにより、
今まで起きていなかった人に急に起こることもあります。
始めに言った
去年までは何もなかったのに、
今年になって急に花粉症に・・・
というのは、身体の中で
このようなことが起こっているということなのです。
アレルギー性鼻炎になる人・ならない人
「同じ環境にいるのに、
花粉症になる人とならない人がいる」
花粉の方は、「なぜっ?!」
と、思った方は多いのではないでしょうか。
花粉症(アレルギー性鼻炎)に
なるのか・・・ならないのか・・・は、
大きく分けて下記の3つが関係しています。
1.遺伝
まず、第一に「遺伝」が大きな原因です。
「アレルギー反応を起こしてしまう体質」
が遺伝するのです。
アレルギー性鼻炎の多くの方が、
これに当てはまるかと思います。
例えば、両親共に花粉症だった場合、
その子供も約6割の確率で花粉症を発症する
と言われています。
これは、花粉症だけではなく、
他のハウスダストや食べ物によるアレルギーにも
同様のことが言えます。
また、1つのアレルギーを持っていると、
他のアレルギーも発症しやすくなるとも言われています。
2.食生活
普段の食生活も
アレルギー発症に関係しています。
インスタント食品やお菓子などに
含まれる食品添加物等は
アレルギーを起こす確率を高めます。
また、
肉類などのタンパク質を過剰摂取すること。
これもアレルギー発症の
確率を高めると言われています。
3.自律神経
自律神経は身体の免疫反応に大きく関わっています。
自律神経が乱れると身体の免疫力が弱まり、
アレルギー発症の引き金となります。
不規則な生活、ストレスなどが
自律神経を乱す原因となります。
例え同じ環境で生活していたとしても
これら3つのことが要因となり、
アレルギー性鼻炎になる人・ならない人が分かれるのです。
風邪との症状の違い
では、アレルギー性鼻炎と風邪。
鼻水などの症状に
どのような違いがあるのでしょうか?
ここでは、
風邪とアレルギー性鼻炎の見分け方として、
それぞれの症状を紹介します。
もしかしたらアレルギー性鼻炎かも…
鼻水、鼻づまりが長期間続いている方
という方は、ぜひ参考にしてみてください。
風邪の場合
【鼻水】
サラサラした鼻水から始まり、
徐々に粘り気のあるものになる。
後半は黄色っぽい鼻水が出る。
【鼻づまり】
数日間続くが、風邪の症状の改善に伴い
良くなっていく。
【くしゃみ】
あまり連続して出ない。
【発熱】
38度以下で出ることが多い。
【その他の症状】
咳・喉の痛みが出ることが多い。
アレルギー性鼻炎の場合
【鼻水】
透明でサラサラした鼻水が大量に
とめどなく出る。
【鼻づまり】
長期間、鼻づまりが続く。
【くしゃみ】
何度も続けて出る。
【発熱】
殆ど出ない。
まれに微熱が出ることもある。
【その他の症状】
目や鼻の痒み・涙・瞼のむくみ
このように、風邪とアレルギー性鼻炎では
同じ鼻水でも異なるのです。
見分けるポイントはこの5つです。
・鼻水の状態と量
・鼻づまりがどの位続いているか
・くしゃみの量
・発熱の有無と熱の高さ
・喉や咳、目や鼻の痒みなどの症状
風邪の場合、症状に咳がでることが多くみられます。
しかし、アレルギー性鼻炎の場合、
咳の症状が出ることはほとんどありません。
上記の症状をよく確認して、
もし、アレルギー性鼻炎が疑われる場合は、
耳鼻咽喉科で詳しく検査してもらいましょう。
アレルギー性鼻炎10の対処法
アレルギー性鼻炎になってしまった場合、
専門の医師から症状緩和の為、
薬の服用を始めとした指示が出ます。
まずは、それらをきちんと守ることが
何よりも大切です。
ですが、最初にもお伝えしましたが、
アレルギー性鼻炎の根本治療は難しいと言われています。
それなら…
・なるべく症状を悪化させない為
・少しでも症状を緩和させる為
日頃の生活の中で、自分で出来ることは
出来る限り行いましょう。
ここでは、自分でも出来る
アレルギー性鼻炎の10の対処法を紹介いたします。
1.マスクを着用する
誰もが行っていることですが、
高性能なマスクを着用すると効果も高いです。
2.帰宅時はブラッシング
外出から帰宅した際に、衣類をブラッシングします。
外で付着した花粉などのアレルゲンを
そのまま家の中に持ち込まないようにする為です。
3.絨毯・畳などを重点的に掃除する
絨毯や畳、布団やぬいぐるみなどは
ダニの温床となります。
また、布団の埃やダニは、
「喘息」を引き起こす大きな原因にもなります。
こちらの記事で詳しく解説しています。
>子供の夜中の咳に!咳の原因と効果抜群5つの対処法とは?
布団に関しては特に重点的に
綺麗にするよう、心掛けましょう。
ちなみに我が家では、
長年レイコップを使っています♪
4.アレルゲン除去スプレー
お掃除の際に、
アレルゲン除去スプレーを使用します。
アレルゲン包んで固めるなどの作用がある
アレルゲンスプレーをいうものがあります。
掃除の前に、これをスプレーしてから行うと
アレルゲン除去に効果的です。
5.エアコンフィルターの掃除
エアコンのフィルターも、
ダニやカビの温床となります。
夏冬の使い始めの時には、
必ず使用前にフィルターを掃除しましょう。
6.カーテンは床から離す
カーテンにもダニは住み着いてしまいます。
カーテンにダニが這い上がれないよう、
床ら30センチ以上は離すようにしましょう。
7.空気清浄器を使用する
家に入ってしまった花粉やハウスダスト。
これらを除去するのに
とても効果的なのが空気清浄器です。
空気清浄器は各メーカーから、
様々なものが出ています。
それぞれ特徴をみて、
部屋の大きさやライフスタイルにあわせ、
自分に合った物を使用すると良いでしょう。
8.タバコの煙に注意する
タバコの煙は、鼻づまりを悪化させます。
自分自身の喫煙はもちろん、
副流煙にも注意するようにしましょう。
9.アルコールを控える
アルコールも鼻づまりを悪化させます。
一時的なので、アルコールが抜ければ
元に戻りますが…
寝る前に飲んで、息苦しくて眠れない…
といったことにならないよう気を付けましょう。
10.鼻うがいをする
鼻うがいは、鼻腔内の異物を洗い流すもので、
鼻がスッキリするのでオススメです。
ただし、くれぐれも間違ったやり方で
鼻うがいをしないよう気を付けましょう。
鼻うがいについて、こちらの記事で
詳しく説明していますので参考にしてください。
>鼻うがい3つの効果と正しいやり方!蓄膿症や鼻づまりにおすすめ
まとめ
アレルギー性鼻炎について、
その種類や原因、症状など詳しく説明しました。
当サイトでは鼻水、鼻づまりについて、
他にも詳しく解説しています。
こちらも併せてご参考にしてみて下さい。
>鼻づまり解消法!鼻炎20年の私がやってる3つの即効解消法!
>鼻づまりに効く市販薬!私が試したおすすめ市販薬ランキング!
>鼻水を止める方法!簡単に出来て、即止まる3つの即効対策!
>蓄膿症の症状とは?5分でわかる蓄膿症かんたんチェックシート!
>咳が止まらない時の5つの対処法!カンタンにできる咳対策!
今もアレルギー性鼻炎で辛い思いをしている方、
アレルギー性鼻炎なのか・・・不安な方、
少しでもお役に立てていれば何よりです。
残念ながら、アレルギー性鼻炎になってしまうと、
セルフケアでの改善はもちろん、
医師からの治療でも根本的な改善は難しく、
長年付き合っていかなければならないものです。
今、何ともない方も、
もしかしたら、今後発症する可能性もあります。
それを防ぐ為にも、
規則正しい生活や食生活、
ストレスを溜めないなどが重要です。
こちらの記事ではストレスに関する
解消法を紹介しています。
>ストレス解消法!仕事や人間関係の憂鬱をなくす13の解消法!
>「色の心理効果」の記事一覧
また、アレルギー性鼻炎になってしまった方は
いかに症状を緩和するかに重点を置き、
また、悪化させない為に出来るだけの事は行いましょう。
そして、何よりも医師の指示は必ず守りましょう。