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赤ちゃんの下痢の見分け方!下痢を見分ける簡単チェックシート!

更新日:

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あれ・・・赤ちゃんのうんちがゆるい…

これって下痢なの?

赤ちゃんのちょっとした体調の変化、
お母さんにとってはとても気になります。

熱があれば、直ぐに病院へ行きます。


ですが、うんちがゆるく下痢の時、

直ぐに受診するべきなのか?

家で様子を見ても良いのか?


下痢の見分け方はわかりづらく、
判断がつきにくいものです。


これまでに赤ちゃんのうんちについて、
うんちの状態や色について紹介しましたが、
今回は、下痢の見分け方についてです。

こちらもぜひ、ご参考に!
 >赤ちゃんのうんちが水っぽい!チェックすべき症状と3つの対処法
 >赤ちゃんのうんちの色に要注意!赤や白、緑のホントの理由と対処法


とてもわかりづらい赤ちゃんの下痢。

この下痢が要注意なものなのか
を見分ける簡単チェックシート、
下痢の対処法、疑われれる病気などを詳しく紹介します!

急な赤ちゃんの下痢にも、
慌てず対処出来るように、ぜひ参考にしてください!

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うんちはゆるくなりやすい!

赤ちゃんが下痢になった!

と、心配になってしまいますが、
実は赤ちゃんの消化器は未発達な為、
下痢や緩めのうんちになりやすいカラダなのです。

母乳を飲んでいる赤ちゃんの場合は、
特に、緩めのうんちになることが多いのです。

大人だって、その日の体調や食べた物で、
うんちの状態は変化します。

それと同じで、赤ちゃんもほんの些細な変化や、
離乳食が始まっている場合は食べたものにより、
うんちの状態は変化します。

しかも、赤ちゃんは大人より
その様々な影響を受けやすいのです。

ですから、毎日同じうんちをしていなくても、
必要以上に心配する必要はありません。

ただし!

「赤や黒、白など変わった色のうんちをした…」
「下痢が激しい…」
「他の症状も出ている…」


など、

明らかにいつもと様子が違う場合は、
小児科医で受診することが必要です。

まずは書籍やネットで調べたりすると思いますが、
あくまでもそれらは「情報」です。

一般的な情報が、
すべて当てはまるとは限りません!

最後は「小児科医で受診」を忘れないでください。

赤ちゃんのうんちの色については、
こちらの記事で詳しく紹介していますので、
受診の前に参考にしてみてください。
>赤ちゃんのうんちの色に要注意!赤や白、緑のホントの理由と対処法

うんちの色が普段通りで赤ちゃんも元気で、
緩いうんちをしただけなら、
離乳食で初めて食べたものがないかなど、
心当たりが無いか思い出してみましょう。

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下痢を見分ける簡単チェックシート

赤ちゃんは下痢になりやすい
と前章で紹介しました。

では、
赤ちゃんが下痢や緩いうんちをしたとき、

心配不要な下痢なのか?

それとも、

要注意な下痢なのか?

下痢の見分け方を紹介いたします。

要注意な下痢の場合、
下痢以外の症状が併せて出ていることが多くなります。

下痢の状態と合わせて、
次のチェック項目を元に
全身の症状をチェックするようにしましょう。




下痢の見分け方【簡単チェックシート】


  • 激しい下痢を繰り返す
  • 嘔吐を繰り返す
  • 発熱
  • 水分を受け付けない
  • ひきつけ
  • 赤ちゃんがぐったりしている
  • 血便
  • 下痢を何度か繰り返すしている
  • 嘔吐があった(繰り返していない)
  • 腹痛がある
  • 赤ちゃんの機嫌が悪い
  • 食欲が落ちた
  • 白っぽい水状の下痢が何度もあるが、
    水分補給は出来ている



もし、上記のチェック項目に
当てはまるものがあった場合、
至急、病院で受診するようにしましょう。

特に、赤字の項目に当てはまる場合、
診療時間外であっても病院で受診するようにしましょう。

診療時間外の場合には、
まずは、かかりつけの病院に連絡。

もし繋がらない場合には、
救急外来に連絡するようにしましょう。

お住まいの地域の緊急外来の調べ方は
こちらの記事で紹介しています。
>赤ちゃんのうんちが水っぽい!チェックすべき症状と3つの対処法

いつもより緩いうんちだが、
機嫌も良く、食欲も変わらない。


といった症状の場合には、
おそらくあまり心配はないので、
家でしばらく様子をみましょう。

ただし、症状が悪化した場合や、
下痢がいつまでも続く場合は受診しましょう。

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下痢の原因と対策

赤ちゃんが下痢になってしまう原因は、

・食べたものによる影響
・環境の変化による影響
・何らかの病気の症状


これらが考えられます。

赤ちゃんが下痢になった場合、
これらに当てはまることがなかったかを
チェックしてみましょう。

赤ちゃんの消化器はまだ未発達のため、
初めて食べたものなどで、
うんちが緩くなるのはよくあることです。

この場合は、消化器の発達や、
離乳食などへ徐々に慣れることで、
そのうち大人と変わらないようなうんちをするようになるので、
全く心配いりません。

あまりに緩いうんちで気になる場合は、
なるべく消化の良い離乳食を食べさせて、
様子をみるのも良いでしょう。

下痢の時の離乳食については
こちらの記事で詳しく紹介しています。
 >赤ちゃんが下痢!離乳食はどうする?おすすめ食材と3つのレシピ


もしも…下痢の他にも症状があったり、
激しい下痢、赤や白などのうんちをしたなど、
いつもと明らかに赤ちゃんの様子がおかしい場合は、
感染症など病気の可能性があります。

うんちの色については、こちらの記事で詳しく解説しています。
>赤ちゃんのうんちの色に要注意!赤や白、緑のホントの理由と対処法

状態によっては緊急で受診する必要もありますので、
赤ちゃんの全身症状をチェックして、
受診の緊急度を判断する必要があります。

赤ちゃんの下痢で受診するかのチェック項目や、
家での対処法、NGな行為などを
こちらの記事で紹介していますので参考にしてください。
>赤ちゃんのうんちが水っぽい!チェックすべき症状と3つの対処法

赤ちゃんが下痢を起こしたときに
感染症など疑われることが多い病気を
次章で紹介していますので、そちらも参考にしてください。

下痢の症状がでる病気

赤ちゃんが下痢になった場合、
どんな病気が疑われるか?

それぞれの病気の
【症状】【治療方法】【家でのケア】を
詳しく紹介していきます。

あくまで、ここで紹介する病気は一部になります。
また、病気かどうかは医師の診断でないと分かりません。

症状などで疑わしい場合は、
必ず、病院へ受診しましょう。
ロタウイルス感染症

乳幼児がかかる代表的なウイルス性胃腸炎です。
主に冬~春にかけて流行します。
感染力が高く、潜伏機関は24~48時間程度です。


【症状】
嘔吐から始まることが多く、
その後下痢が見られます。
発熱を伴うこともあります。特徴的なのは、
白く酸っぱい臭いの米のとぎ汁のようなうんちが出ます。
下痢は1日に十数回も見られることもあります。

嘔吐や発熱は数日でおさまることが多いですが、
下痢はその後1週間ほど続くこともあります。


【治療】
ロタウイルスに有効な薬はなく、
ビオフェルミンやラックビーなどの整腸薬や吐き気止めで
嘔吐や下痢の症状を軽減させながら回復を待ちます。

しかし、ロタウイルスは予防接種があり、
発症、または重症化を防ぐことが出来ます。

ただし、ロタウイルスの予防接種は
接種期限に厳しい制限がありますので、
もし、接種する場合は
早めにかかりつけの小児科医に相談しましょう。


【家でのケア】
嘔吐や下痢が続くので、
脱水症状に気を付ける必要があります。

経口補水液や白湯などで、
水分補給を行います。

1度に多くの水分を飲ませると吐きやすいので、
スプーンなどで少しずつ飲ませます。

水分も受け付けず、赤ちゃんがぐったりしたら
すぐに病院へ受診しましょう。

下痢や嘔吐が収まってきたら、
消化吸収が良い食べ物から初めて、
徐々にもとの食事に戻していきます。

また、下痢の回数が多いので、
おしりのかぶれにも気を付けましょう。

出来たら、下痢をした際に、
シャワー流したり、座浴で洗ってあげると良いと思います。


ノロウイルス感染症

秋から冬にかけて流行するウイルス性胃腸炎です。
感染力もロタウイルス同様に大変強く、
潜伏期間はおよそ24~48時間です。

【症状】
嘔吐、下痢、腹痛が主な症状で、
発熱を伴うこともあります。ロタウイルスよりは、
症状は軽いことが多いですが、
ロタウイルス同様に脱水症状などに注意が必要です。


【治療】
有効な治療薬はありませので、
対処療法になります。


【家でのケア】
脱水症状に気を付け、
ロタウイルス同様に様子をみながら回復を待ちます。


風邪

ウイルスや細菌に感染して、
鼻やのどの炎症を起こした状態のことです。


【症状】
発熱、鼻水、鼻づまり、のどの炎症、
せきなどが主な症状ですが、
下痢や嘔吐を伴うこともあります。


【治療】
風邪に有効な薬はありませんので、
出ている症状を軽減する薬で回復を待ちます。


【家でのケア】
十分な休養と、水分補給が大切となります。

こまめな水分補給と、
赤ちゃんが少しでも快適に過ごせるように、
温度や湿度を調整してあげましょう。


インフルエンザ

インフルエンザウイルスによる感染症です。
主に冬期に流行する重症の風邪症候群となります。

インフルエンザには沢山の型があり、
流行するウイルスの型により
症状も若干異なります。

感染力が高く、潜伏機関は2日程度と言われています。


【症状】
風邪と症状は似ていますが、
主な違いは寒気を伴う高熱がみられることです。

下痢や嘔吐を伴うことも、
風邪より多くみられます。

赤ちゃんの場合、急性気管支炎や肺炎、
中耳炎などを起こすこともあるので要注意です。

また、けいれんが意識障害などがある場合、
インフルエンザ脳症の心配もあります。

予防接種が出来ない
低月齢の赤ちゃんの場合は、特に注意が必要です。

赤ちゃんが6か月以上なら、
重症化を防ぐため予防接種を
受けることがとても大切となります。


【治療】
発症48時間以内なら、インフルエンザの
抗ウイルス薬が処方されます。

それと同時に、
発熱、鼻水、せき、下痢、嘔吐
などの症状を軽減するための薬が
処方されることも多いです。


【家でのケア】
医師の指示通りの薬の服用と、
風邪同様、赤ちゃんが少しでも快適に過ごせるよう、
環境を整えてあげましょう。


腸重積症

腸の一部が腸の中にもぐりこんでしまう病気です。
はっきりした原因はまだ解明されていません。

発症後、24時間以内に
処置することが重要となります。


【症状】
腸に潜り込んだ箇所が激しく痛むので、
急に激しく泣き出します。

痛みは急に起こったり、治まったりを繰り返す為、
数分~数十分間隔で、泣いたり泣き止んだりを繰り返します。

また、いちごジャムのような
赤い血便が出ることもあり、嘔吐を伴うこともあります。


【治療】
発症から24時間以内であれば、
肛門から空気や造影剤を注入し、
潜り込んだ部分を押し出す高圧浣腸が有効です。

24時間以上経過して高圧浣腸で回復しなかった場合や、
万が一潜り込んだ部分の壊死が疑われる場合は
手術が必要となります。


【家でのケア】
治療後、再発することがあるので、
発症した場合に早く治療する為にも
赤ちゃんの様子をよく注意してみることが必要です。


食中毒

細菌に感染した食べ物や水などから
感染して起こる腸炎です。
夏期に多くみられます。


【症状】
食中毒の原因となる細菌の種類により、
症状は異なります。

<サルモネラ菌>
卵や卵加工品、乳製品に発生しやすい細菌。
6~48時間位で嘔吐、下痢、発熱などの症状が出ます。


<カンビロバクター菌>
牛、鶏、豚、猫などの消化器や糞にいる細菌。

生肉を食べたり、細菌の付いたものを
触った手を介して口に入るなどで感染します。

2~10日で高熱、嘔吐、下痢、腹痛、
筋肉痛などの症状が出ます。


<病原性大腸菌:O-157>
生鮮食品や水などを飲食することで感染し、
また、人から人へも感染します。

2~7日位で下痢、腹痛、発熱、倦怠感などが起きて、
その後、大量の出血便がみられ死亡するケースもあり、
赤ちゃんの場合は大変危険です。


<腸炎ビブリオ>
魚介類やその加工品に付着する細菌です。
10~24時間位で腹痛、下痢、嘔吐などが起きます。


<黄色ブドウ球菌>
人の粘膜や傷口にいる細菌です。

傷がある手や、傷口を触った手で調理したもの
(おにぎりや魚介類など)から感染します。

1~4時間位で腹痛、嘔吐などが起きます。


<ボツリヌス菌>
ハムやソーセージ、ハチミツ、缶詰などにいる細菌です。
12~36時間位で神経や筋肉の麻痺症状が出ます。

加熱により予防出来ます。
ハチミツは1歳未満の子供には厳禁です。


【治療】
症状により治療方法も変わってきます。

下痢は細菌をすべて排出するために、
下痢止めは使用しません。

細菌の種類によって、抗菌薬を服用することもあります。


【家でのケア】
脱水症状に気を付けます。
また、下痢が酷いときは、
おしりがかぶれないよう、綺麗に保ってあげましょう。


食物アレルギー

ある特定の食べ物に反応して、
皮膚のかゆみや湿疹、下痢、嘔吐などの症状が出ます。


【症状】
症状は人により違ったり、
症状の重さによっても変わりますが、
主に、蕁麻疹などの皮膚症状や、
下痢、嘔吐、腹痛などの胃腸症状が起こることが多いです。

また、鼻水やせき、
目のかゆみなどが起こることもあります。

重症の場合は、呼吸が出来なくなったりなどの、
アナフィラキシーショックを起こし
命の危険もあるので注意が必要です。


【治療】
症状に合わせた薬が処方されます。

その後は、食事制限など、
医師の指示に従うことが大切です。

自己判断は絶対に禁物です。


【家でのケア】
アレルギーが判明した場合は、
食品のアレルギーチェックをして、
アレルゲンとなるものを摂取させないように気をつけましょう。

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受診の際はココが大事!

赤ちゃんが下痢になり、受診する際に、
「どこをチェックして医師に説明すればよいのか?」
を確認しましょう。

いざ、病院に行って、医師に質問されたときに、
答えられないと、正しい診断に支障があったかも…と、
心配になってしまいますよね。

赤ちゃんが下痢になり、病院に行くときに、
最も大切なのは、

・いつから下痢が始まったか
・下痢の回数(1日何回か)


・下痢の色

・下痢の状態(水っぽさなど)

・嘔吐などの他の症状の有無

・おしっこは出ているか

…をチェックしておきましょう。

うんちの状態については、
うんちの付いたオムツを持参してもOKです。

また、カメラで撮影して見せるのも良いですね。

赤ちゃんの下痢で受診する際、
チェックする項目についてこちらの記事でも
詳しく紹介していますので参考にしてください。
>赤ちゃんのうんちが水っぽい!チェックすべき症状と3つの対処法

まとめ

ここまで、赤ちゃんの下痢について、
緊急度や病気の症状を紹介しました。

心配のない下痢と、病気が疑われる下痢では、
その下痢の状態や他の症状など、
全く違うことが分かりましたよね。

また、その症状により、家で様子を見てもよい場合や、
緊急に受診する必要がある場合など、
それぞれの違いを紹介しました。

当サイトでは他にも、
赤ちゃんに関するお役立ち情報を紹介しています。
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赤ちゃんの症状をよく観察し、
重症化しないよう、正しい判断をしてあげましょう。

もし、不安な場合や、よく分からない時は、
かかりつけの小児科医などに相談しましょう。




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