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妊娠初期に、腰の痛みに悩んでいるお母さんは
5人に1人とも言われています。
しかし…
まだお腹が大きくないのに、なぜ腰痛?
お腹の赤ちゃんは大丈夫?
この腰痛は、放っておいていいの?
など、腰の痛さとは別に、
心配になってしまうこともありますよね。
また、腰だけでなく、股関節や尾てい骨に
痛みが出る方もいらっしゃいます。
いまは、妊娠したばかりの不安のとき。
そんな不安を解消する為にも、
今回は、妊娠初期の腰痛についてを詳しく説明したいと思います。
赤ちゃんにとっても大切な妊娠初期です!
「たかが腰痛だし…」
などと言わずに、
無事に赤ちゃんが産まれてきてくれる為にも、
妊娠初期の腰痛について、ちゃんと考えていきましょう!
妊娠初期の腰痛の原因
妊娠初期の腰痛は、大きく分けて
2つの原因が考えられます。
ここでは、
その2つの原因を詳しく説明します。
1.妊娠による身体の変化が原因
妊娠すると、
・赤ちゃんをお腹で育てるため
・無事に出産するため
という理由で、
お母さんの身体は大きく変化していきます。
妊娠初期時はそれが始まったばかり…
ですから、
妊娠初期のお母さんの身体には
妊娠~出産までを無事に乗り越える為に必要な
様々な変化が最も多く起こる時期です。
その変化の1つが
「リラキシン」というホルモンの分泌です。
このリラキシンとは、女性ホルモンの1つで、
骨盤などの関節や、靭帯を緩める働きがあります。
これは、出産時に赤ちゃんがスムーズに
産道を通って出て来れるようにする為のものです。
リラキシンの働きで、
骨盤周辺の関節や靭帯が緩むことにより、
その周辺の腰に痛みが出ることがあります。
中には、腰だけではなく、
足の付け根や恥骨まで痛くなる人もいます。
また、尾てい骨が痛いという場合も、
このリラキシンの働きにより
関節などが緩んだことが原因です。
腰痛はホントに辛いですよね。
特に妊娠初期はつわりで
苦しんでいるお母さんも多いはず…
そんな時に腰痛まであったら、
日常生活もスムーズにいかないことが多いはずです。
でも、これは
赤ちゃんを無事に出産する為の準備です!
後で紹介する「妊娠初期の腰痛の対処法」を
参考にして、大事な赤ちゃんの為と思い、
少しでも辛い腰痛を乗り切ってください。
でも、どうしても辛いときは、無理せず
かかりつけの産婦人科医へ相談するようにしましょう。
妊婦さんでも安心して使える
湿布薬を処方してくれることもあります。
2.流産の兆候
妊娠初期に起こる腰痛の殆どは
「1」で言ったことが原因です。
しかし!!
中には、流産の兆候として腰痛が出る場合もあります。
大抵は、我慢出来ないほどの痛みではなく、
休んだり、正しい対処を行えば楽になったりします。
しかし…
・我慢出来ない位の痛み
・出血やお腹の張りなど、他の症状も出ている
上記の場合は至急、医師の診察を受けましょう。
流産の兆候については、こちらで詳しく紹介しています。
こちらも参考にしてみてください。
>妊娠初期の流産。その兆候と症状とは?赤ちゃんを守る10の予防策
他にも少しでも心配なことがあったら、
迷わずかかりつけの産婦人科医へ相談しましょう。
腰痛のセルフケア
妊娠初期の腰痛について、
2つの考えられる原因を紹介しました。
では、その原因の1つである
「妊娠による身体の変化」の場合、
少しでも腰痛が楽になる対処法はないのでしょうか?
通常の腰痛なら「腰痛に効く」
という事を試すことが出来ますが、妊娠中は別です。
間違った対処法を行うことは、
お腹の赤ちゃんにとって危険な場合があります。
安全に、そして自分で出来る4つの腰痛対処法
を、紹介する前に・・・
まずは、
やってはいけない4つのこと
から先に紹介いたします。
間違った対処法は症状を悪化させたり、
母体や赤ちゃんに大きな負担となってしまいます。
当てはまる方は、
すぐに控えるようにしてくださいね。
4つのやってはいけないこと
では、妊娠初期の腰痛のときに
やってはいけないことを紹介します。
大切な赤ちゃんの為にも、
妊娠中は下記のことを守って安全な対処法を行いましょう。
NG1.勝手に市販薬を使用しない
腰痛の時にまず、
その対処に考えられるのは湿布薬などの使用ですが…
大切な赤ちゃんがお腹にいるので、
勝手に市販の湿布や薬を使用することは避けるべきです。
市販薬の中には、赤ちゃんにとって
危険な成分が含まれているものもあり、
内服薬は勿論ですが、湿布薬も同様です。
外用薬でも身体に薬の成分は吸収されます。
そして、この外用薬の成分にも
赤ちゃんには危険なものがあります。
例えば…
「ボルタレン」
「インドメタシン」
「ケトプロフェン」
「非ステロイド性抗炎症薬」
などがあります。
聞いたことのある成分もあるのではないでしょうか。
これらは妊娠中に使用すると、
赤ちゃんの命の危険まで引き起こしかねません。
その他にも、
先天性の症状などを引き起こすような
赤ちゃんにとって危険な成分は沢山あります。
市販の内用薬や湿布薬を使用する際には、
医師に相談してから使用することが必要です。
また、医師に診察してもらい
薬を処方してもらうことも出来ます。
絶対に自己判断で
市販薬は使用しないでください。
NG2.重いものを持たない
重いものを持ちあげるのは、
腰にもお腹にも負担がかかります。
特に立った状態から急に持ち上げるのは、
負担が大きくかかります。
どうしても重いものを持つ必要があった時は、
急に持ち上げずに、しゃがんだ状態からゆっくりと持ち上げましょう。
NG3.身体を冷やさない
冷えは腰痛の大敵です。
通常でも、冬になると
腰痛が起こるという方は多くいます。
特に妊娠中は身体を冷やすことは、
赤ちゃんの成長へ悪影響にもなるので絶対に避けましょう。
体に負担をかけずに、体の芯から温める
半身浴などはオススメです。
>半身浴の効果とやり方!ダイエット効果も?半身浴7つのポイント!
NG4.ストレスを溜めない
ストレスが溜まると、
同じ痛みでも辛く感じてしまいます。
妊娠初期は心も不安定で、なおかつ、
生活が一変するなどで、
お母さんは様々なストレスを感じていますよね。
ストレスを解消する為にも、
身体に負担のかからない程度の外出など、
気分転換をしてストレスを軽減しましょう。
腰痛を和らげる3つの対処法
では、腰痛を和らげる為の
安全な4つの対処法を紹介いたします。
辛い腰痛を少しでも和らげるために、
ぜひ参考にしてみてください。
1.トコちゃんベルト
「骨盤ベルト」というのを知っていますか?
骨盤ベルトとは、妊娠中~出産後に使用する骨盤矯正のベルトです。
トコちゃんベルト2については、
こちらの記事で、詳しく紹介しています。
>トコちゃんベルト2口コミ評価!正しい付け方と効果のまとめ
↓トコちゃんベルト使用者の感想です♪↓
「妊娠初期から腰痛に悩まされ、
酷い時は電流が走るような感覚になることもありした。
そこで病院に相談に行ったら、
「トコちゃんベルト」を勧められました。
これを付けるようになってからは、
痛くて立っているのも辛かったのが、
普通に家事が出来るようになりました。」
…と、上の方もおっしゃっているように
トコちゃんはベルト大変オススメです。
トコちゃんベルトや骨盤ベルトで
尾てい骨痛が和らいだという方も多くいらっしゃいます。
トコちゃんベルトにはいくつか種類があり、
腰痛に効果的なのはトコちゃんベルト2のほうです。
また、産後の骨盤をしめるのにも使えます。
腰痛に悩んでいる方は、
「トコちゃんベルト」を試してみても良いかと思います。
2. 腰を温める
温めることで、
痛みが和らぐこともあります。
ホットタオルなどで温めたり、
湯船に浸かって身体を温めるのもおすすめです。
3. 腰痛用クッション
腰痛クッションは、座った時の腰への負担を軽減し、
痛みの緩和に効果があります。
また、尾てい骨が痛いという方にもおすすめです。
腰痛クッションは様々な種類があります。
たとえば、
楽天市場でレビュー評価が多いこちらのクッション。
自分に合ったものを使用しないと効果はありません。
実際に座ってみて、心地よくなく、
違和感がある場合は、合っていないということです。
まとめ
妊娠初期の腰痛について詳しく解説してきましたが
いかがでしたでしょうか?
お腹が大きくないのに、なぜ腰痛が起きるのか、
原因も分かりましたよね。
また、妊娠中に出来る3つの腰痛対処法も紹介しました。
当サイトでは、妊娠初期の腰痛のほかにも、
妊娠、妊婦さんに役立つ情報を公開しています。
こちらも、ぜひ参考にしてみてください。
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>妊娠初期に要注意の食べ物!ママが注意すべき4つの食材とは?
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妊娠中は今までと違い、腰痛の治し方ひとつでも、
やってはいけないことがあります。
これは、赤ちゃんの為にも絶対に守りましょう。
そして、ここで紹介した安全な対処法が、
妊娠初期の腰痛の軽減に少しでも役立てば嬉しいです。
最後に…
・腰痛が続いて日常生活に支障が出る
・我慢出来ない程の痛み
・腰痛以外の症状が出ている
など、心配なことがある時は、
自己判断せず、かかりつけの産婦人科医へ診てもらいましょう。