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妊娠前だったら、気にもしていなかった事が、
妊娠後、実は、赤ちゃんにはあまり良くないことだった…
…なんてこともあるかもしれません。
でも、お母さんになると、とにかく赤ちゃんの為に
良いことをしてあげたいですよね。
そんな中で、普段毎日の食事の中でも、
お腹の赤ちゃんの為には、
「注意が必要な食べ物・飲み物」
というのがあります。
今回は、特に妊娠初期のお母さんに注意してほしい
食べ物と飲み物を紹介いたします。
こちらの記事では、妊娠初期に
おすすめの食べ物を紹介しています。
>妊娠初期のおすすめ食べ物!子供に良い4つの栄養素と特選レシピ!
元気な赤ちゃんを育てる為に、
ぜひ、参考にしてください!!
実は・・・
最初に言っておきます!
妊娠初期、または妊娠中に、
「絶対に食べてはいけないもの」
というものは、実はありません!
えっ!?
と、意外に思うかもしれません。
ただ、
その摂取量に注意が必要なもの、
鮮度に注意が必要なもの
という食べ物があります。
そこで、次章から
妊娠中、特に妊娠初期に注意してほしい
4つの食べ物を紹介いたします。
妊娠中は万が一のことも考えて、
安心・安全な食事を心掛けるようにしましょう!
注意が必要な4つの食べ物
では、さっそく
注意したほうが良い4つの食べ物です。
1.水銀含有量の多い魚介類
魚介類は、妊婦さんにとっても、赤ちゃんにとっても、
大切な栄養素が沢山含まれています。
バランスの良い食事で摂る分には
全く問題の無い食べ物です。
むしろ、必要不可欠な食べ物です。
ただし、水銀含有量の多い魚介類を
食べる時には注意が必要です。
食べ物から摂取した水銀は、
通常は便と一緒に排出されるので問題はありません。
ですが、
お腹の赤ちゃんはそれが
出来ずに蓄積されてしまいます。
この水銀が赤ちゃんに大量に蓄積されると、
聴覚に障害が出るとも言われています。
ただし、この障害のレベルというのは
厚生労働省の発表では・・・
音への反応が1/1000秒以下のレベルで遅れる
程度のものだそうです。
逆に、気にしすぎて魚介類を全く摂取しない方が、
お母さんやお腹の赤ちゃんの健康には問題となります。
では、
どの魚介類に気を付ければよいのか、
どの位の量なら良いのかということですが…
厚生労働省の試算表では、
水銀含有量が多い魚介類について、
妊婦さんの摂取量の目安を下記のとおりとしています。
妊婦さんが注意すべき魚介類の摂取量目安
・バンドウイルカ
1回80gとして2か月に1回まで
(1週間当たり10g程度)
・コビレゴンドウ
1回約80gとして妊婦は2週間に1回まで
(1週間当たり40g程度)
・金目鯛、メカジキ、クロマグロ、
メバチマグロ、エッチュウバイガイ、
ツチクジラ、マッコウクジラ
1回約80gとして妊婦は週に1回まで
(1週間当たり80g程度)
・キダイ、マカジキ、ユメカサゴ、
ミナミマグロ、ヨシキリザメ、
イシイルカ、クロムツ
1回約80gとして妊婦は週に2回まで
(1週間当たり160g程度)
※マグロの中でも、キハダ、ビンナガ、
メジマグロ、ツナ缶は通常の摂取で差し支えありません。
[参考] 刺身一切れ…約15g程度
上記の魚介類は摂取量に注意が必要です。
それ以外の魚介類は、健康な妊娠と出産の為にも、
バランスの良く通常通りに食べましょう。
2.生肉
トキソプラズマという
寄生虫感染の恐れがあります。
通常、健康な人が感染しても問題なく、
症状も軽い為、気が付かない人も多いです。
ですが、妊婦さんが感染してしまうと、
お腹の赤ちゃんも感染してしまい、
最悪の場合は流産や、先天性の症状が出るなどの恐れがあります。
妊娠中の生肉の摂取は避けましょう。
ちなみに…
この病原体は猫も感染する為、
感染した猫から人へうつることがあります。
とは言っても、猫が感染するケースは、
外でネズミなどを獲って食べるなど、
病原体を持った生肉を食べることからの感染です。
猫を飼っている方は、
猫に生肉を食べさせないように注意しましょう。
3.生魚・生卵
新鮮なものであれば、問題はありません。
ただし、妊婦さんは免疫力が低下している為、
食中毒には十分注意してください。
食中毒やノロウイルスに感染すると、
激しい嘔吐や下痢から子宮収縮へつながることもあり、
流産の危険性があります。
また、生牡蠣もノロウイルスに感染する
危険性があるので十分注意が必要です。
4.リステリア食中毒の危険があるもの
下記の食べ物は、「リステリア菌」という
食中毒菌への感染予防の為、妊婦さんの摂取は
控えるように厚生労働省より指導されています。
・ナチュラルチーズ
・肉や魚のパテ
・生ハム
・スモークサーモン
通常、リステリア菌に感染しても
重症になることは稀ですが、妊娠中は注意が必要です。
妊娠中は免疫力が落ちている為
「リステリア菌」に感染しやすくなり、
万が一感染した場合、重症、流産になる危険があります。
この菌は、塩分にも強く冷蔵庫内でも増殖しますが、
熱には弱く、加熱することで予防できます。
注意が必要な3つの飲み物
ここまでは、
妊娠初期に注意が必要な食べ物を紹介しましたが、
飲み物にも注意が必要なのなものがあります。
よく知られているものから、
あまり知られていないものまで…
流産や先天性の疾患になる危険なものもあるので、
妊娠中の摂取には、くれぐれも気を付けましょう。
1.アルコール
妊娠中にアルコールが良くない!
ということは、
妊婦さんでなくても知っていると思います。
アルコールはお母さんが摂取すると、
赤ちゃんへ送られてしまいます。
そして、そのことが原因で赤ちゃんが
「胎児性アルコール症候群」という
先天性疾患を発症する危険があります。
これは、妊娠中のアルコール摂取が原因で、
産まれてくる赤ちゃんに
奇形や知能障害などが見られる先天性疾患です。
ただし、少しでも摂取したら
絶対に胎児性アルコール疾患になるわけではありません。
もちろん、
料理に少量使用する位なら問題ありませんよ。
ただ、飲酒ほどの量となると、
体の大きさで危険量は違ってきますし、
この位なら大丈夫だという確実な量は分かっていません。
お母さんもストレスが溜まり、
お酒が飲みたくなることもあるかもしれませんが…
大切な赤ちゃんの将来の為、
妊娠中のアルコール摂取は控えた方が安心ですね。
2.カフェインを含む飲み物
カフェインを含む飲み物の代表と言えば、
コーヒー・紅茶ですよね。
その他にも、栄養ドリンクには
カフェインが多く含まれているものがあります。
カフェインには血管収縮作用があるので、
摂取量に気を付ける必要があります。
1日に100ml以内なら問題ないとされています。
※コーヒーカップ1/2以内程度
ホッと一息…のコーヒーが飲めないことで
お母さんのストレスになるのも
赤ちゃんの健康には良くありません。
安全な摂取量を守って飲みましょう♪
3.子宮収縮作用のあるハーブティー
これは、あまり知られていないかと思いますが…
実は、ハーブティーの中には
子宮収縮作用のあるものがあります。
子宮収縮は流産につながる危険がある為、
特に妊娠初期は避けるべきです。
妊娠初期の流産についてはこちらでも
詳しく書いてありますので、参考にして下さい。
>妊娠初期の流産。その兆候と症状とは?赤ちゃんを守る10の予防策
よく飲まれているもの中で、子宮収縮作用のあるのは…
・ジャスミンティー
・ローズマリーティー
・カモミールティー
・レモングラスティー
などあり、その他にもウコンやマテなど
注意が必要なハーブは沢山あります。
ハーブティーを飲む際は、
まずは、お店の人に相談してみること。
また、分からない時は
避けた方が良いかもしれませんね。
まとめ
妊娠初期に注意した方が良い
食べ物と飲み物を紹介いたしました。
また、妊娠初期に胃もたれ、胃痛にお悩みの方は、
こちらの記事もあわせてご参考に♪
>胃に優しい食べ物!寝不足、疲労の胃疲れに消化を良くする4つの秘訣!
>胃もたれ解消法!胃もたれを治す6つの対処法と危険サイン!
今回紹介した食べ物のなかには
「勿論知っていた」
というものや、
「全然、知らなかった…」
というものもあったかもしれませんね。
「知らずに食べたり飲んだりして、
赤ちゃんに苦しい思いをさせていた」
…なんてことになって、後悔しない為にも…
お腹の赤ちゃんにとって、
少しでも注意が必要な食べ物や飲み物は
出来るだけ知っておきましょう!
ほかにも、妊娠初期時に気になるトピックを
いくつも紹介しています。こちらも、ぜひご参考に!
>妊娠初期の頭痛と吐き気。市販薬はOK?私が実践した14の対処法
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妊娠初期はお母さんの体、
体調がとても不安定なときです。
注意した方がところはしっかりとおさえ、
体と心のバランスを整えながら、
楽しみながらマタニティライフを過ごしてくださいね♪