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蓄膿症(慢性副鼻腔炎)
という病気は知っていますか?
もしかして、
鼻づまりを全て「鼻炎」
という言葉だけで片づけていませんか?
もし、そう思っていたら…
ちょっと、待ってください!!
その鼻づまり、
蓄膿症の可能性はありませんか??
…とはいったものの、
蓄膿症とは一体どんな症状で
何が原因で起こるのか、
詳しく知らない方も多いと思います。
「蓄膿症」とは「鼻の病気」
というくらいの認識でしょうか。
確かに、鼻の病気なのですが…
実は、蓄膿症はかなり厄介な病気です。
では実際に、蓄膿症とは…
「どんな病気で症状は?」
「何が原因でなるの?」
「自分は蓄膿症じゃない?」
「どのように治療するの?」
今回は、蓄膿症の関するそんな疑問を
1つ1つ解決していきます!
長年、鼻づまりで悩んでいる方や、
周りにそのような方がいるという方。
是非、蓄膿症について知り、今後にお役立てください!
蓄膿症とは?
蓄膿症(慢性副鼻腔炎)とは…
「副鼻腔内に膿が溜まってしまう状態が続くこと」
です。
副鼻腔とは、
顔の中の両目の間・頬など
鼻に隣接した場所にある空洞のことで、
全部で左右対称に4つずつ、合計8つあります。
この副鼻腔が普段、
何の役割をしているかというのは・・・
実は、まだ分かっていません。
ですが、
この副鼻腔が何らかの原因で炎症を起こし、
膿が溜まってしまう状態が続くと、
蓄膿症(慢性副鼻腔炎)となります。
蓄膿症になると、
・鼻が常に詰まっている状態
・黄色や緑色の鼻水がでる
などの様々な症状が出ます。
蓄膿症の症状は周りには分かりにくいのですが、
本人にとっては、とても辛いものです。
蓄膿症の詳しい症状については、
後の「症状チェックシート」で紹介していますので
そちらでチェックしてみてください。
蓄膿症の原因
蓄膿症(慢性副鼻腔炎)は
何らかの原因で副鼻腔内に膿が溜まってしまう事
というのは、前章でお伝えしました。
では、
その「何らかの原因」とは一体?
その原因の多くは、
風邪などで起こる鼻炎です。
他にも、アレルギー性鼻炎や気管支喘息など、
咽頭炎や扁桃炎、真菌、虫歯なども
蓄膿症の原因となることもあります。
また、特に最近急増しているのが
アレルギー性鼻炎。
こちらで詳しく紹介しています。
>アレルギー性鼻炎の原因と症状。鼻風邪との違いと10の対処法!
それに伴い、そこからの蓄膿症、
というケースが増えてきています。
そもそも鼻炎とは、
鼻腔内にウイルスや細菌などが感染して
炎症を起こしてしまうことです。
鼻炎が原因の場合には、
その炎症が副鼻腔にまで及ぶことがあります。
また、鼻炎以外の場合でも、
病気を起こしている細菌などが
副鼻腔内に入り感染して炎症を起こします。
そして、
炎症を起こした副鼻腔は分泌物や膿などを
外に出せなくなってしまうことがあります。
このような状態が3ヵ月以上続くと
蓄膿症(慢性副鼻腔炎)と診断されます。
症状チェックシート
では、蓄膿症(慢性副鼻腔炎)になると、
どのような症状が出るのでしょうか。
蓄膿症になると、
鼻水の状態や、鼻づまりの感覚が
普通の鼻づまりとは違います。
とはいっても、
蓄膿症と普通の鼻づまりの症状は、
大きな分かりやすい違いはありません。
ですが、症状をきちん見ると、
普通の鼻づまりとは明らかに違うので、
自分の症状をよく確認する必要があります。
これから紹介する13の症状チェックシート
を参考にして、自分の症状が
蓄膿症ではないか確認してみてください!
1.常に鼻が詰まっている。
2.熱が無いのに、ドロッとした鼻水が続く
3.鼻水が黄色や緑色をしている
4.いくら鼻をかんでも、残っている感じがする
5.鼻や鼻の周りが痛い
6.頬・目の周り・歯の奥が痛い
7.頭痛がする。又は頭が重い
8.痰が出る
9.鼻や口が臭い
10.鼻声になる
11.頭がボーっとして集中出来ない
12.食べ物などニオイが分からない
13.息苦しくて眠れない
いかがでしたでしょうか?
特に、1~7の症状は
蓄膿症の方に大変多い症状です。
1~7のどれかに当てはまる場合、
蓄膿症の疑いが強いと思われます。
基本的に「鼻づまり」とは一時的なものです。
風邪による鼻づまりだった場合、
風邪の改善と共に、その症状は無くなるものです。
1~7以外の症状でも、
「一時的ではなく、症状が続いている…」
「いくつも当てはまっている…」
そんな場合は、蓄膿症の可能性も考えられます。
なるべく早めに
医師の診察を受けることをお勧めします。
治療と対処法
蓄膿症になってしまった場合、
基本的には病院での治療が必要です。
まず、蓄膿症の疑いがある場合には、
病院での検査を行います。
その検査とは、
「視診」
内視鏡などを使い鼻腔内の状態を見ます。
「画像検査」
エックス線やCTで副鼻腔内の状態を見ます。
「鼻腔通気度検査」
鼻腔内に空気を送り込み、
鼻の通り具合を見る検査です。
「血液検査」
アレルギー性の病気が原因と考えられる時、
その病気の状態を確認する為に行います。
といった検査を行い、
蓄膿症の診断と、治療方法を決めていきます。
蓄膿症の治療は進行状態などにより、
その方法も変わってきますが、
大きくわけて2つの方法があります。
「保存療法」と「手術療法」です。
この2つの治療方法のどちらを行うかは
症状と医師の診察によって決まります。
自然に膿を出すように
抗生物質や薬などを使い治療する方法です。
もし「保存療法」で治らない場合には、
「手術療法」を行います。
その名の通り、手術を行い治療する方法です。
蓄膿症の手術は、
最近は内視鏡を使った手術が主になっています。
もちろん、症状にもよりますが、
内視鏡手術は基本的に短期入院で済みます。
いずれにせよ、
医師の診察と検査で決定しますので、
早めの受診が、治療などの負担軽減へつながります。
もちろん症状にもよりますが、
現在は保存療法で治療することが多いそうです。
特に子供の場合は、
保存療法から始めることが殆どです。
とはいえ、万が一でも
手術は避けたいですよね。
その為には、少しでも早く治療を開始すれば、
手術をせずに済む可能性は高くなります。
また「保存療法」を行う場合でも、
症状が軽い内に治療を始めれば、
それだけ早く改善するかもしれません。
蓄膿症の疑いがある方は、なるべく早く、
医師の診察を受けるようにしましょう。
ただ、蓄膿症を悪化させない為に
自分自身で出来ることもあります。
これは蓄膿症の予防にもなりますので、
是非、参考にしてください!
1.風邪などの予防
2.規則正しい生活を行う
3.部屋の空気を綺麗に保つ
4.バランスの良い食事を摂る
5.しっかりと休息をとる
当たり前の事ばかりで、
特に蓄膿症の予防には思えない!
と思っていませんか?
ですが、蓄膿症の原因の多くは、
風邪などによるウイルスや細菌です。
まず、何よりも風邪などの病気にならないこと
それが1番の予防になります。
そして、風邪などで鼻炎を起こした人でも
蓄膿症になる人と、ならない人がいます。
それは、体質などもありますが、
普段の食生活や生活環境が影響しているのです!
毎日の食事や環境を整えることも
大切な予防になります。
風邪の予防や対処はこちらをご参考に!
>風邪?引き始めの治し方!かんたんで効果的な4つの方法!
>喉の痛みを治す即効7つの秘策!炎症とウイルスをセルフケアで撃退!
また、鼻うがいによる
鼻腔の洗浄も鼻づまり、蓄膿症にはおすすめです!
>鼻うがい3つの効果と正しいやり方!蓄膿症や鼻づまりにおすすめ
蓄膿症は体の免疫力が弱っている時に
なりやすいとも言われています。
体調を整え、健康でいることが
大切な予防の1つとなります!
また、蓄膿症に効くツボ押し動画も
ありましたので紹介しておきます。
こちらもぜひご参考に♪
まとめ
ここまで蓄膿症(慢性副鼻腔炎)について、
原因から症状チェック、対処法までを
詳しく説明してきました。
「蓄膿症」という名前は知っていても、
実際にどんな病気なのかは知らない
という方も多いと思います。
ここで、蓄膿症について、
少しでも知っていただけたら何よりです。
そして、今回の症状チェックシートで
「もしかしたら、蓄膿症かも?」
…と、少しでも不安に思った方は、
早めに医師の診察を受けてください!
もし、蓄膿症になっていなかったとしても、
その鼻づまりを治療することにより、
事前に蓄膿症を予防することが出来ます!
症状チェックシートを参考にして、
自分の鼻づまりの症状を確認してみてください!
また、鼻づまりを簡単に解消する
対処法はこちらの記事で詳しく紹介しています。
>鼻づまり解消法!鼻炎20年の私がやってる3つの即効解消法!
そして、少しでも早く、
医師の診察を受け、正しい治療方法で
蓄膿症や、辛い鼻づまりの症状を治しましょう!!