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皮膚が固くなっていて痛い!!!
これって魚の目? たこ?
はじめは靴ズレ程度におもっていたのに、
いうの間にか固くなって、痛みが出始める。
実は魚の目って、
女性や子供がなりやすいってことを知っていましたか?
違いがわかりにくい魚の目、たこ、イボ。
それらができる原因を知り、
どうやって魚の目を治すのか、
また、魚の目ができないようにする予防法
についてもご紹介いたします。
魚の目は、ただ治すだけでは、また出来てしまう可能性が高い!のです。
後半には「魚の目を予防する7つのポイント」
も用意していますので、ぜひ参考にしてください!
ではさっそくまいりましょう♪
これが魚の目です!たことイボとの違い
魚の目、たこ、イボの違いですが、
この3つを簡単に仲間わけをすると、こうなります。
< 魚の目・たこ > と < イボ >
≪魚の目・たこ≫
魚の目とたこは、できるまでの過程や原因は
ほぼ同じなのですが、体に現れる状態が異なります。
どちらも皮膚の一部が硬く(厚く)なる症状ですが、
簡単に言うと、
魚の目は痛くて、たこは痛くありません。
※細菌感染した場合、痛い「たこ」に豹変します。なめたらいけません!
これは魚の目とたこの構造に関係しています。
下図をご覧ください。
魚の目とは、硬くなった角質が芯のようになり、
神経のある層に向かってその芯が食い込んで行く状態です
一方、たことは、硬くなった角質が外側や横へ増殖していくような状態です。
魚の目に痛みが生じるのは、
硬くなった角質の芯が、神経層を圧迫してることが原因です。
また、見た目でも違いあります。
魚の目は硬くなった皮膚の中心部に
魚の眼のような芯がありますが、たこにはありません。
また、たこは全体に黄色味を帯びている特徴があります。
≪イボ≫
一方、「イボ」とはウイルス感染によっておこるものです。
一言でイボといっても、実はかなり多くの種類があります。
(ミズイボ、中年イボ、年寄イボ ets・・・)
ウイルス感染した細胞の塊が、皮膚を押しあげてできるものです。
ただ、イボの種類よって症状が異なるため、
一概には言えませんが、
多くは皮膚が盛り上がったような状態になります。
また、魚の目やたこは削っても血はでませんが、
イボは出血することがあります。
いかがでしたでしょうか。
イボとはウイルス感染によってできるものですので、
魚の目やたことはできる原因が全く異なります。
その違いや見極めについては、
次の魚の目・たこができる原因をみれば、さらに理解できると思います。
※たこでも、細菌感染を起こしている場合は痛みがでます。
糖尿病を患っている方は重症化することもありますので、
皮膚科での診断をおすすめします。
魚の目の原因!こんな状態に注意
まず、魚の目やたこができる原因ですが、
何らかの理由により、皮膚の一部に
過度の圧力や負担がかかることが一番の原因です。
つまり、外からの刺激に対して、皮膚を厚くすることで
体を守ろうとする、体の防御反応なのです。
では、何らかの理由とはいったいなにか?
魚の目ができやすい足の状態を挙げてみました!
・サイズの合わない靴を履いている
・ハイヒールをよく履く
・立ち仕事が多い
・長時間、歩くことが多い
・血行が悪い。足が冷える
・乾燥肌。足の裏がカサカサしている
靴ズレなどが代表的ですね。
ちなみに、冒頭で言った、
女性が子供がなりやすいも、ここに理由があります。
女性は、ヒールやパンプスなどで足を窮屈にします。
子供は成長が早いため、靴がすぐ小さくなったり、
成長を見越して、大きめの靴を履いていたり・・・
足のサイズに合った靴を
履いていないことが多いからです。
また、靴や歩行からの足への物理的な負担だけではありません!
血行不良や乾燥によっても皮膚が硬くなりやすく、
魚の目が出来やすい足環境と言えます。
魚の目を治す!
では、
できてしまった魚の目はいったいどうすれば治るのか
ということです。
≪どこで≫
皮膚科での治療、または自宅治療。
≪どのように≫
角質軟化溶解作用がある「サリチル酸」が
配合された絆創膏のようなものを、硬くなった角質部分に貼ります。
それにより、魚の目をやわらかくふやけさせて取り除きます。
これは市販品を使って自宅ですることが可能で、
ニチバンの『スピール膏』という市販薬が有名です。
たいていの魚の目は軽度のものですので、
ほとんどの魚の目は、このやり方で完治が可能です!
動画もあったのですが、
魚の目?というよりもたこかイボのようにも見えます(汗)
まぁぁ、、、種類はともかく、スピール膏の使い方はご参考までに。
ちなみに、
皮膚科でも、同じようなやり方で治療をします。
また、このやり方で魚の目が除去できない場合には、
皮膚科にてレーザー除去、または、液体窒素を使っての除去が必要となります。
魚の目をできないようにする!
魚の目がとれて良かった~
と、ただ喜んでいてはいけませんっ!!!
魚の目ができる原因を、もう一度思い出してください!
できてしまった魚の目は除去しなければいけませんが、
根本的な解決には、
過度の負担が
かからないようにしなければいけないのです!
せっかく魚の目をとったのに、
また、合わない靴を履いて長時間歩いたら・・・
そうです!
気を付けるという心意気だけでは、魚の目は防げません!!
ということで、
あの、いまいましく痛い魚の目にならないため、
7つの予防ポイント を用意したので見てみましょう!
・足のサイズにあった靴を履く
・靴下は履くようにする
・衝撃を緩和してくれる中敷を使う
・擦れやすい所にパッドをあてるようにする
・歩き方や立つ姿勢に注意する
・保湿クリームで足の乾燥を防ぐ
・マッサージや半身浴で血行促進
いかがでしょうか。
ちなみに、半身浴については
こちらで詳しく解説しています。
>半身浴の効果とやり方!ダイエット効果も?半身浴7つのポイント!
魚の目ができる原因は、物理的な圧力による負担です。
人によって出来やすい場所がありますので、
中敷きやパッドなど で上手にケアをしましょう!
魚の目について まとめ
いかがでしたでしょうか?
痛みはじめの状態であれば、市販品のスピール膏で
自宅治療で様子を見ても良いかと思います。
ただ、不安な方は皮膚科にて専門医の診断をうけ、
治療をするのが良いでしょう。
治療時間は数十分程度、保険適応で2000円程度で治療が可能です。
ただし、治したといって安心しないでくださいね!
出来る前と同じ環境では、
また魚の目に悩まされてしまいますので、
しっかりと予防をしていきましょう!