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燃料電池車とは?その課題と価格について

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トヨタが2014~2015年に燃料電池車の
一般販売を筆頭に、ホンダが2015年、続いて
日産が2017年の発売といま注目を集めている燃料電池車。

購入にあたっては国からの補助金も決まったことで、
より一層、燃料電池車への注目度は高まっています。

プリウスを代表に爆発的にヒットした電気自動車につづく、
次世代エコカー「燃料電池車とは」どういったものなのか?

注目の燃料電池車についてと購入価格、
燃費や将来性などこれからの課題をまとめてみました。

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燃料電池車とは一体どういうものか?

水素と酸素を使って発電し、
そのエネルギーを利用して走る車です。

原理としては水しか排出をしない
クリーンなエネルギーで、燃料電池車の排出ガスに
含まれる物質のほとんどは水蒸気ということで
「究極のエコカー」とも呼ばれています。


意外なはじまり!?

東京モーターショー2013で、
トヨタが世界初出展した燃料電池車。
その開発の始まりは遡ること2002年。

当時の首相だった小泉純一郎氏が
盟友だった当時のトヨタ社長奥田碩氏に

「成長戦略の象徴になるようなネタは自動車業界にないか」
と持ちかけた。

それに対し奥田氏が
「燃料電池車ならすぐにでもできる」
と返した事が、燃料電池車の本格的な開発の
始まりだったと言われています。


究極のエコカー 気になる価格と補助金

トヨタ自動車が2014年中にも
4人乗りのセダンタイプを一般販売する予定。

気になる車体価格は700万円程度とみられている。
 >水素で走る車 トヨタホームページ


700万となれば国産の最上級車クラスの
価格となるが、購入には国からの補助金が出る方針が決定しました。

その補助金の金額は200~300万とみられているのだが、
仮に補助金を使っても購入額は500万円前後。

いずれにしても
国産高級車クラスの車体価格となってしまう。

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電気自動車の2.5倍の走行距離を実現

購入価格は500万円前後と簡単に
手の出る金額ではないが、購入後の維持費までを
考えるとどうだろう。

電気自動車の中で、最も長い距離を走れる
日産のリーフでさえフル充電しても230km程度。

一方、トヨタから発売される燃料電池車は、
「究極のエコカー」と呼ばれるだけあり、走行距離は電気自動車の
約2.5倍となる600km~800kmとなっている。

電気自動車の弱点ともいえる走行距離の長さを、
燃料電池車はガソリン車並みの走行距離で克服している。

さらに、
同じく電気自動車の弱点といわれる
充電時間の長さも燃料電池車は、
タンクへの水素充填は3~5分となり、ガソリン給油並みの短さとなっている。


燃料電池車の課題とは?

課題は大きく2つある。
一つは、先にも述べた車体価格である。

今後、各メーカーが参入してくることで
価格は抑えられていくはずだが、
現時点ではまだまだ高いということだ。


二つ目はガソリン車でいうところの
ガソリンスタンドにあたるもので、
燃料電池車においては水素ステーションで
燃料となる水素を補給する。

この水素ステーションのインフラが
まだまだ圧倒的に少ない。

ただし、どちらの課題も導入期ならではの問題であり、
これは市場が拡大するにつれ、徐々に解消されていく問題である。


現在の見通しでは2020年ごろには
電気自動車と同等、またはそれ以上の市場規模、
インフラになるとみられている。

政府がこの燃料電池車の普及を
後押ししてくれていることで、補助金だけでなく
インフラもかなりのスピードで整備されていく見込みだ。


最後に

すでに販売されている電気自動車(日産リーフなど)
の普及が中々進まない理由の一つが走行距離の短さである。

フル充電で230km程度で、
しかも充電にも時間がかかってしまう。

ここが実用性にイマイチ欠けてしまうところ。


それに比べると、
燃料電池車の走行距離と燃料補給時間は、
いずれもガソリン車並のレベルで、電気自動車のウイークポイントをクリアしている。

この面からも電気自動車以上の普及と、
市場規模拡大の可能性は多いに感じられる。


あとは実際の購入検討となると、
購入時点での水素ステーションのインフラ状況をよく検討すべきであろう。

トヨタに次いでホンダ、日産からも燃料電池車が販売され、
日本以外のメーカーからの参入も予定されている。

究極のエコカーが街中のあちこちに見られる
そんな光景もそう遠く無い未来となりそうだ。




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