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お、お腹が鳴りそう・・・
学校の全体集会、職場の会議中など
周りがシーンと静まりかえっている時。
そんなときに限って「グー」
っと、お腹がと鳴ってしまい、
恥ずかしい思いをしたことはありませんか?
実は、私も悩んだことがあります。
(今もたまに鳴りますが…)
お腹が空いていないのに何故…
鳴ってほしくない時に限って鳴る…
そんなお腹が鳴ることで悩んでいる方に!
今回は、お腹が鳴るのを止める5つのカンタン対策、
お腹が鳴らないようにする4つの予防策、
腹鳴りが起こる体のメカニズムを詳しく紹介いたします!
激しく腹鳴りをしていた頃に
私が実際にやっていた即効対処法です
ぜひ、参考にしてみてください♪
お腹が鳴る原因
最初に、なぜお腹が鳴るのか?
お腹が鳴る原因を説明いたします。
まず、お腹が鳴る事に大きく関係しているのが
胃腸の蠕動運動(ぜんどううんどう)です。
消化器の収縮運動のことで、
食べた物などの内容物を胃から腸などへ
移動させるために行われます。
では、どんなときにこの蠕動運動が
起きるのかと言うと・・・
・脳が空腹だと認識した時
・食べ物や飲み物が胃に入ってきた時
といったときです。
それぞれをもう少し詳しく解説いきますね!
まずは、
【脳が空腹だと認識した時】
「お昼前になるとお腹が鳴って恥ずかしい…」
といった状態のときです。
空腹時の蠕動運動のことを「空腹期収縮」と言い、
消化管に残っている食べ物の残しカスなどを
胃から腸へと送り出し、胃を空っぽにする為に行われます。
この時に、食べ物の残りカスと一緒に、
空気なども混ざりながら腸へ移動します。
この空気が胃から送り出される時に
お腹がグーっと、腹鳴りをしてしまいます。
【食べ物や飲み物が胃に入ってきた時】
お腹が空いた時とは対照的に、
ご飯を食べたあとにお腹が鳴ってしまいます。
実は、消化器の蠕動運動は、
胃に入ってきた食べ物を腸へ送り出す、
その時こそ激しく行われます。
食べ物と一緒に飲み込んだ空気、
消化される時に発生するガスなどが
食べた物と混ざり合ったり、胃から送り出される時に音が鳴ります。
特に、早食いや炭酸飲料を飲むと
空気を多く飲み込みやすく、飲み込んだ
空気が原因でお腹が鳴ったりします。
このように、余分な空気を飲み込んだことで、
お腹の張りやゲップ、おなら、お腹が鳴る
という症状が起こることを 「呑気症」 と言います。
また、「呑気症」になる原因には
ストレスも関係しています。
緊張したり、不安なことがあったりなど…
精神的なストレスによって、
無意識にいつも以上に空気を飲み込んでいる
ということもあり得るのです。
では、お腹が鳴る原因をまとめると…
胃の中にある空気やガスが、
蠕動運動によって腸へ送り出されることで
お腹がグーっと鳴ってしまう。
と言えるでしょう。
また、
食後でもない。空腹でもない。でもお腹が鳴る。
でもお腹が鳴る。
という方は、
ストレスによる「呑気症」、または
腸の病気が原因かもしれません。
腸の病気が原因の場合、
専門医による治療が必要となります。
次章では、そのような病気について紹介しますので、
疑わしい場合は、必ず医師の診察を受けましょう。
これに要注意!
前章で、
「腸の病気が原因でお腹が鳴ることもある。」
とお伝えましたが、
では、具体的に
どのような病気が疑われるのでしょうか。
そのような病気について、
いくつか簡単に紹介いたします。
もし、症状が当てはまる…など、
不安な場合には、必ず病院で診察を受けましょう。
「過剰性腸症候群」
【原因】
ストレスなど
【症状】
腹痛や下痢
便秘
膨満感
おならやげっぷ
腹鳴(お腹が鳴る)
など、お腹の不快感を伴う症状。
人によって出る症状は違いますが、
男性は下痢を伴う症状が多く、
女性は便秘や腹部膨満感を伴う症状が多い
と言われています。
もしかして私…と思われる場合には、
まずは消化器内科を受診しましょう。
ただ、過剰性腸症候群は検査で異常は見られません。
では、なぜ?
と思われるかもしれませんが、
他の病気ではないことを確認するためにも、
消化器内科で検査をすることが必要です。
消化器内科で過剰性腸症候群と診断されれば、
それに合った治療を行ってくれますし、
心療内科など他の専門医を紹介してくれることもあります。
ここでの知識はあくまで参考とし、
自己診断で過剰性腸症候群と決めつけずに、
必ず消化器内科の診察を受けましょう。
「大腸がん・ポリープ」
大腸がんや、大腸にポリープがあると、
お腹が鳴るという症状が出ることもあります。
この場合、下痢や便秘、腹部膨満感など、
お腹が鳴る以外の症状があります。
このような症状が長引く場合は、
必ず病院で診てもらいましょう。
過剰性腸症候群と症状が似てる!
と思いませんか?
なので、どちらも自己診断で
決めつけるのはとても危険です!
くれぐれも安易な自己診断は避け、
症状が思い当たる方は、
すぐに消化器内科で検査を受けるようにしましょう。
お腹が鳴るのを止める5つの秘策
会議中や、学校の集会など静かな場面で、
「あっ、お腹が鳴りそう!」
そんなお腹が鳴るのを止める方法を紹介します。
勿論、全ての方に効果があるとは言えません。
が、
私自身が実際にこれらでお腹の音を
止めることが出来きました!
お腹が鳴ったらどうしよう!
と、ビクビク、ドキドキしながら
何もしないよりは、
まずは1つずつ、ぜひ実践してみてください!
背中が丸まっていたり、姿勢が悪いと、
お腹を圧迫して胃腸の動きを悪くすることがあります。
腸の動きが悪くなるとお腹が鳴ったりもするので、
背筋をピンッと伸ばしてみると良いでしょう。
(おなら・ゲップをする)
お腹が鳴る人は、
おならやゲップを我慢していませんか?
実際に、私はおならやゲップを我慢すると、
お腹がグーと鳴ります…
可能ならば、会議や集会などの前に、
トイレに行くなどしてガスを抜いておくのをオススメします。
(おなら・ゲップをする)
実際にお腹が鳴りそうな時に、
この方法で止まったという人が多くいます。
私は1番目に紹介した背筋伸ばしと、
この息止めでかなり腹鳴りを止めました。
「かなり」というのは、背筋伸ばしと息止めが
あまりにも効果的すぎたゆえ・・・
油断して腹が鳴ってしまった(汗)
という不覚が何度かありました。。。
この対策のコツは、
お腹を膨らませるように息を吸って、
そのままストップ!です。
どんな場面でも使えて、効果バツグン(私は)の
方法なので、ぜひ試してみてください♪
背中を叩くことで、
お腹が鳴るのを防ぐことが出来たという人います。
これは、背中をトントン叩くことで、
胃の中の空気をスムーズに送ることが出来るから
とも言われています。
過剰性腸症候群が原因の場合、
これに効果があるといわれているツボが「合谷」です。
手の甲の親指と人差し指の骨のぶつかる辺りの
人差し指寄りにあります。
この対策、私もまっ先に実践したのですが、
残念ながら私はイマイチでした。
ただ、あくまでも私の場合・・・です。
この対策も人知れず、こっそりと、
簡単にできるので、ぜひ一度は試してみてください。
詳しくは下記の動画で紹介していますので、
ぜひご覧ください!
対処法 おまけ
私のおすすめは前章の5つですが、
効果がある!と言われているほかのものをおまけで紹介します。
これらもカンタンにできる対処法ですので、
前章の5つとあわせて、一度は実践みてください!
静かな場面になる前に、
水を2~3口位飲むとお腹が鳴らなかった!
という対処法も良く聞きます。
ただし、過剰性腸症候群の場合、
冷たい飲み物を飲むと、
腹痛などが起こる可能性も…
注意が必要です!
腹巻をすることで、
お腹が鳴らなかったという声もあります。
何にでも言えることですが、
体が冷えている
というのは百害あって一利なし!
体を温めるというのは、
腹鳴りだけでなく、体全体にも良いことです。
まずはお試し!ということであれば、
比較的安価で購入することができます。
素材次第でもっと安いものもありますが、
シルクや綿などの天然繊維がオススメです。
また、腹巻をする以外にも、
お腹にカイロを張るなど、お腹を温めることで
効果があったという人もいますよ。
鳴らないように予防する!
ここまでは、お腹が鳴りそうになったときの対処法を紹介しました。
ですが、
世の中にはお腹が鳴らない人もいるわけで、
お腹が鳴りそうになったら・・・
ではなく、
お腹が鳴らないようにすればOK!
ということで、
お腹が鳴らないようにする4つの予防方法を紹介いたします。
鳴りそうになったときの対処法と、
これらの予防法を併せてすることで、
気になる腹鳴りから解放されましょう!
規則正しい生活
規則正しい生活は、
自律神経の安定にも大切なことです。
自律神経が乱れると、
様々な不調が起こる中、
お腹の調子も悪くなることがあります。
早食いはしない
早食いは空気を飲み込むことが多くなるので、
呑気症の原因になります。
なるべくゆっくりよく噛んで食べるようにしましょう。
おならやガスを我慢しない
おならたゲップを我慢すると、
お腹が鳴りやすくなる!
というのは前章でも言いました。
環境や状況によっては、
難しいことかもしれませんが、
なるべく我慢しないようにしましょう。
ガスピタン
市販薬の「ガスピタン」は、
お腹のガスを抑えることが出来ます。
あまり薬に頼り過ぎるのも良くありませんが、
ここでは絶対に鳴ってほしくない!という時には、
薬に頼るのも良いですね。
まとめ
お腹が鳴るのを止める方法について、
5つの対処法+おまけ2つ+4つの予防法
を紹介しました。
お腹が鳴って恥ずかしいというのは、
本人にとっては深刻な悩みです。
ここで紹介した対処方法は
全ての方に効果があるとは言えませんが、
どれか1つでも役立つ方法があれば何よりです。
また、普段の生活から
お腹が鳴るのを防ぐことも大切です。
紹介した4つの予防法も、
ぜひ実践してみてください。
原因の解説で出てきた
「呑気症」の原因となるストレス。
ストレスは目に見えませんが、
体に様々な悪循環を生んでしまいます。
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こちらも参考にしてみてください。
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>色でストレス解消!仕事の不満イライラをすっきり解消する秘訣!
>自律神経を整える11の方法!自分で簡単にできるセルフケア5選
最後に、、、
あまりにお腹が鳴る、下痢や便秘がある、
腹部膨満感があるなどが長期に渡って続くときは、
何らかの病気のサインかもしれません。
そのような時は、
必ず医師の診察を受けるようにしましょう。
悩ましい腹鳴りから
少しでも解放されますように。。。